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手書き?送付状は必要?エントリーシート作成時の4つのマナー

就活生へのアドバイスAdvice

手書き?送付状は必要?エントリーシート作成時の4つのマナー

エントリーシート(ES)

企業と就活生の最初の接点であるエントリーシート。
その内容が大切なことは言うまでもありませんが、提出する時のやり方も実は選考の対象となっていることがあります。
ここでは、そんな見落としがちなエントリーシートの基本的なマナーを4つ紹介していきます。

目次

1.手書きで書くべし
2.送付状もクリアファイルも不要
3.なるべく早く提出すべし
4.文体は自分のキャラに応じて決めるべし
エントリーシートはイメージ戦略

1.手書きで書くべし

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企業に郵送するタイプのエントリーシート(ES)は、手書きで書きましょう。
その理由は、企業側に自分の志望度の高さを示すことができるからです。
手書きのエントリーシートはネットのものと比べて多くの時間をとられます。そのため、志望度が低いとほかのエントリーシートとの優先順位の関係(締め切り日)で、提出を諦める就活生もいます。よって、手書きのエントリーシートを提出するだけで企業側は「その就活生には多くの時間を割けるぐらいの志望度がある」と捉えてもらうことが可能です。エントリーシートの内容以前にそのように解釈してもらえるのは大きなメリットです。
また書き方の工夫をさらにできるという点でも、手書きのエントリーシートはメリットがあるといえます。例えば、タイトルや伝えたいことを赤字で示したり、文字サイズにメリハリをつけたりできます。これはネットのエントリーシートではできないことが多いため、工夫することで志望度の高さをアピールすることにつなげられます。
以上のようにエントリーシートを手書きで書くと、提出から体裁の段階にかけて内容面以外の広い範囲で志望度のアピールをできるのです。

 

2.送付状もクリアファイルも不要

郵送時に、書類を送付したことを伝えるために送付状、エントリーシートが雨でぬれないようにクリアファイルに入れましょう、と巷では言われていますが、これらは一切不要です。
その理由は、企業側の手間になるからです。
企業には、膨大な数のエントリーシートが到着します。それと同じだけの送付状とクリアファイルが押し寄せてきたら、処分するだけで大変な手間がかかります。よって、送付状もクリアファイルも添付する必要はなく、これらが無かったからと言って選考に不利になることはありません
しかし、自分が送付状とクリアファイルを入れたい!と望む場合は、入れてもらっても構いません。また、企業側から送付状とクリアファイルを入れるように指示があった場合は、それに従いましょう。

 

3.なるべく早く提出すべし

エントリーシートは、手書き・WEB提出に関わらず、早めに提出するようにしましょう。
早く提出することで、通過率を上げることができ、場合によっては「早期提出者限定」のセミナーに参加できることもあるからです。
なぜ早期(締め切りの一週間前程度が目安)に提出したら通過率を上げることができるかというと、採用の担当者に十分読んでもらえる可能性が大きいからです。締め切り手前になりますと、多くの就活生がエントリーシートを提出するため、採用の担当者に読んでもらえない可能性が大いにあります。そのため、内容の良し悪し関係なく、誤字の一つを見つけただけで、エントリーシートが通過にならないことも十分あるでしょう。
もし早めに提出したならば、エントリーシートを採用の担当者にじっくり見てもらえる可能性が高いです。内容面に問題がないのであればぎりぎりに提出するよりは、明らかに早めに提出するに尽きるでしょう。
それに加えて、余裕をもって就活できていることを採用の担当者に示すことができます。これも十分、評価が高いです。やみくもにエントリーシートを出しておらず、企業でやりたいことが明確であると推測できるからです。

また、エントリーシートの募集要項には書いてありませんが、実は「早期提出者向け」のイベントを行っている企業も少なくありません。エントリーシートは締め切り間際に提出する学生が多いですので、これらのイベントに参加する学生は少数です。またリクルーターと呼ばれるOBから連絡が来る条件に、エントリーシートの早期提出が含まれている企業もあるようです。企業がわざわざ早期提出者向けにイベントを開催したり、OBとの接触の機会を提供してくれたりするということは、エントリーシートの提出時期が重視されていることの証拠でもあります。
エントリーシートの締め切り日は、企業によっては1次締め切り、2次締め切り、3次締め切り…などと期間を区切っていることもあります。1次締め切りで提出することはもちろん、1次締め切りの期間のうちでもなるべく早めに提出しましょう。

 

4.文体は自分のキャラに応じて決めるべし

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エントリーシートを書く際、である調がいいか、です・ます調がいいか迷うこともあるかもしれませんが、実際のところどちらを使っても構いません。就活における自己ブランディングの方向性に基づいて、どちらを使うか決めましょう。
である調は簡潔さがメリットで、字数を削って論理的な言い回しが得意です。ですます調は丁寧さがポイントになります。よって、1つの基準として、リーダーシップをアピールしたい人におすすめなのが、である調です。そしてサポート力をアピールしたい人におすすめなのが、ですます調と言えます。エントリーシートで使われている文体と、内容のイメージに大きな相違があるのは好ましくありません。相手に印象付けたいイメージを、文体で表現することが重要です。
また、エントリーシートの文体に関わらず、文体は必ず統一しましょう。文章を書く作法として、文体の統一がエントリーシート全体でなされていないと、企業側からはあなたが一般常識を知らない人と認識されてしまいます。自分で何度もエントリーシートを読み返し、文体に相違がないかチェックをすることをおすすめします。さらにできれば、友だちや先輩などにもチェックをしてもらうと良いでしょう。その際は、文体のチェックをしたい旨を伝えることが重要です。

エントリーシートはイメージ戦略

エントリーシートは、内容だけでなく、提出時のマナーによっても企業に評価されることになります。細かい部分にも気を配り、いいイメージを企業に印象づけましょう。