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エントリーシートでサークル活動内容の的確な答え方

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エントリーシートでサークル活動内容の的確な答え方

アドバイス

学生時代に頑張ったサークル活動は、自己PRの大きな項目になります。エントリーシートには、サークル活動の内容がうまく伝わるよう特に自分との関わりを押さえて書くことが大切で、今回は、その的確な答え方を紹介しましょう。

目次

サークルの概略と自身の関わりを紹介
成功例も失敗例も一生懸命さをPR
記入スペースを有効に使うには箇条書きも

サークルの概略と自身の関わりを紹介


サークルの活動内容を具体的に説明する時、サークルの概略がわからないとうまく伝わりません。エントリーシートには、箇条書きでいいので、まず概略を書いておきます。項目は、簡単なサークル紹介として、サークル名、規模(所属人数、歴史など)、簡単な活動趣旨(特にサークル名だけでは内容がわかりにくいものはコメントを入れます。)、サークル自体の活動実績などです。
次の項目立てとして、今度は自分の関わりを中心に書きます。サークルでの役割、特に力を入れた活動の実績と果たした役割、具体的に頑張ったこと、などです。サークルでの役割は、部長、副部長、渉外担当、会計担当といったサークル活動でもらっていた役割とか役職です。活動実績と果たした役割、具体的に頑張ったことついては、たとえば年1回開催する◯◯大会での発表会で広報を担当、メンバーはもとより友人・知人など総動員してチケットを完売した結果、発表会を成功裡に終えることができた、といった具体的な内容をエントリーシートのスペースが許される限り書きます。

成功例も失敗例も一生懸命さをPR

概略のあとは、本論である自分自身のサークル活動内容をエントリーシートのスペースの許される限り、できるだけ具体的に書きます。ポイントは、力を入れたこと、頑張ったことが切り口になりますが、成功事例に限らず失敗例もあれば書きます。要は、充実したサークル活動だったことをアピールするようにします。
成功例では、サークル活動の目標に向かって全員力を合わせて頑張ったことを書きます。スポーツ系であれば、◯◯大会決勝進出が目標だったが、そのため早朝練習を繰り返し行った結果、サークルの長年の目標だった決勝トーナメント進出をついに果たしたことなど、目標と結果が好紹介例となります。
逆に、少人数の比較的地味なサークル活動で、なかなか実績を上げられず失敗の多いサークル活動だったとしても、一生懸命に頑張ったことが伝わる事例を紹介するのも方法です。たとえば、サークル部長とはいうものの慢性的な部員不足で悩んでいて、新人生勧誘にも四苦八苦しているが、活動は少人数でも熱心にやった例などは好感度は上がります。エントリーシートだからと言って、恰好をつける必要はまったくありません。

仲間との協調やチームワークも紹介

サークル活動は学業以外の、あくまで課外活動であるにもかかわらず、その内容をエントリーシートに書かせる目的は、サークル活動を通じての仲間作りやコミュニケーション、また、リーダーシップやメンバーシップについて知りたいからからです。したがって、サークル活動内容を書く時忘れてはいけないのが、サークルメンバーとのかかわりです。
具体的には、自身がリーダーシップを発揮した場面や、逆にリーダーを支えて活動したメンバーシップを事例を交えます。また、先輩や後輩の中で自分の果たした役割もあれば書きます。たとえば、新入のサークル部員が辞めたいと言ってきた時にとった対応、サークル部員同士のトラブルで仲介したことなどあれば、エピソードとして紹介すると効果的です。
これらは、いざ会社に入社した時の振舞い方にも通じるものがあり、エントリーシートでは強調しておきたいところです。

 

記入スペースを有効に使うには箇条書きも

頑張ったサークル活動をあれもこれも書きたいと言っても、エントリーシートで書けるスペースは限られています。「です」「ます」の丁寧語を用いて説明文のようにくどくど書くと、どうしてもスペースが足らなくなります。そんな時は、箇条書きがおススメです。また、言葉を選んで体言止め(「です」「ます」を使わず名詞で文章を切る方法)の手法も使いながら書いていくと、読む人により的確に伝わるので是非試して下さい。