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就活で挫折経験を聞かれたときの答え方

就活生へのアドバイスAdvice

就活で挫折経験を聞かれたときの答え方

アドバイス

就活面接で挫折経験や悔しかった体験について質問されることがあります。この質問の意図は何なのでしょうか?どんな答えを用意しておけばよいのか、今回はこういう質問をされたときの答え方についてご紹介します。

目次

この質問で相手の知りたいことはなにか?
自分が成長できた経験を話題に選ぶこと
挫折した経験がないと感じている人は
挫折した経験を聞きたいわけではない

この質問で相手の知りたいことはなにか?

就活で「今までで一番の挫折を教えてください」「失敗談を聞かせてください」「悔しい思いをした出来事はなんですか」など、いろいろな形で挫折経験についてたずねられることがあります。ですがここでその体験を話すだけではダメ。ただの失敗談になってしまいます。現実の社会や仕事の中では、失敗や挫折を味わうことはたくさんあります。企業側はこれからあなたがそのような場面に直面したとき、きちんと対応して乗り越えていく力があるかどうか、を知りたいのです。最近は打たれ弱い若者が増えているという風潮もあり、失敗から立ち直る力を持った人材を選びたいと思っています。失敗や挫折のない人間はいませんが、そこから何かを学び取りそれを糧にして新たに成長できる人間が企業には必要だと考えています。ですから、就活での挫折経験についての質問には、この企業側の意図を汲んだ答えを準備しておくことが重要です。

 

自分が成長できた経験を話題に選ぶこと

挫折経験について話してくださいといわれても、自分の経験したできごとのうち、どの話を就活の面接でとりあげればいいか、悩むことだと思います。ですが、この質問の意図を考えると、自分が成長できたと感じる経験を選ぶのが正解。「こんなことをバネに、こんなに成長できました!」という流れにもっていくのです。ポイントとは「どんなことで挫折したか」「どう向き合ったか」「どんな対応をしたか」そして「どう次に活かしたか」の4つを盛り込むこと。経験談だけでなく、なぜ失敗したかという分析と共に、同じ失敗はしないという姿勢、逃げないで向き合うメンタルの強さをアピールします。また、適切な判断ができたか、どんな対処をしたかもポイントとなります。そして自分が成長できた経験を話題に選んでおけば、最後の「どう活かしたか」について自信をもって語ることができるでしょう。就活で挫折経験について話すことは、単に失敗談を語るのではなく、自分が成長できた体験を話すことだと覚えておきましょう。

 

挫折した経験がないと感じている人は

就活での挫折経験についての質問で、挫折したと感じた経験がないため困る人もいるかも知れません。それはとてもメンタルが強い人なのか、どんな時でも楽観的に考えられる人なのか、とても器用になんでもうまくこなす人なのか。そんな人がこの質問に答えるのは難しいですが、単に「挫折経験はありません」といってしまうのは考えもの。がんばらない人、自分の手の届くところでしか勝負しない人、ととられることも考えられます。チャレンジ精神がないことは仕事をする上でマイナスポイントですから、こういった答えは避けましょう。ですが、挫折経験はないとしたうえで「〇〇なことがあったが、△△の考え方でうまく乗り切った」とか「〇〇で大変困ったが、△△の対応で最終的に××のように成功しました」と話をつなげばどうでしょう。挫折は感じなかったとしても、困った事態にうまく対応できたという話ができれば、企業側の質問の意図はみたせます。就活において挫折経験はないという端的な答えでは終わらせないでください。経験のないひとも必ず答えを用意して臨んでください。

 

挫折した経験を聞きたいわけではない

挫折経験を問う質問には、あなたのメンタル強さ、失敗から立ち直る力について知りたいという意図があります。ですから、経験談だけを話すだけではマイナスです。必ずその経験内容にあわせて、うまく対応したこと、強く立ち向かったこと、たくさん学んだことを答えてください。たとえ挫折経験がないと感じている人も、質問の意図に沿って、困った経験にうまく立ち回ったというような答えを準備しましょう。こういう質問にも苦手意識をもたず、相手の望む答えを用意すればよいのです。意図がわかっていれば答えは簡単!くらいの気持ちで、就活を機に今までの経験を振り返ってみてはどうでしょうか。