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エントリーシートでゼミの研究内容の書き方

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エントリーシートでゼミの研究内容の書き方

エントリーシートは就職活動のなかで説明会の次に企業とコミュニケーションをとれる機会です。エントリーシートの良し悪しで面接時にも余裕が生まれます。今回はエントリーシートの中でも自分のことをアピールしやすい、ゼミについての書き方を紹介します。

目次

エントリーシートは紙の面接
大学時代に勉強面で頑張ったこと
企業との接点を聞いてくる場合
エントリーシートから面接へ繋げる

エントリーシートは紙の面接

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ゼミの書き方を紹介する前に、ぜひ知ってもらいたいことがあります。それはエントリーシートとは紙の面接であるということです。
エントリーシートのよくある失敗例は、自慢だけで終わってしまう事です。エントリーシートは基本的に自分の実力を企業に伝えるものですが、企業の方々の知りたいこと以外の内容を答えてしまうことはただの自慢になってしまうのです。エントリーシートは紙の面接です。面接は企業の方が知りたいことを聞くために質問をしてきます。ゼミの内容もそのひとつです。その質問をしっかり理解して答えることが必要な事なのです。
紙の面接であるエントリーシートは普通の面接とは違い、答えを考える時間がたくさんあります。そして何度でも納得がいくまで書き直す事ができるのです。もちろん字数という制限がありますが、基本的に自由に書くことができるのです。
それを頭に入れてエントリーシートのゼミの項目を記入しましょう。

大学時代に勉強面で頑張ったこと

 

エントリーシートのゼミの項目での聞かれ方は大きく分けて2つに分けることができます。まずはよくあるゼミの項目についての聞かれ方について考えてみます。ひとつは単純にどのようなことに興味があり、大学時代に勉強面で何を頑張ったのかを聞いてくるパターンです。このゼミの項目の書き方で注意しなければならないことは、専門的な内容になりすぎずないようにすることです。

あくまで企業の方が知りたいことは、自由な時間が比較的に多い大学時代に自分を律し、どのような分野に興味をもってゼミの活動で勉強してきたかということです。ゼミでゼミ長をやって議論をまとめたとか、ゼミ旅行の会計を頑張ったとか、そういう自分の役割を書く必要はありません。あくまでも自分がどんなことに興味を持ち、どのような勉強をしてきたのかをわかりやすく書きましょう。

企業との接点を聞いてくる場合

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エントリーシートのゼミの項目でのもうひとつのパターンは、ゼミの研究内容と企業のビジネスプランがどのような関係があるかを尋ねられる場合です。このパターンを書くのは企業のビジネスモデルを調べるなどの準備が必要です。特に理系学科や大学院生の方はどれくらい、将来会社に貢献してくれるのかを重視します。人材不足の業界であれば新卒であれ即戦力を求める傾向があります。例えば建設業界のハウスメーカーであれば、図面を書く能力、ローンを組む能力、職人を管理する能力、モデルハウスで顧客する能力などひとつの会社でも様々な能力が求められます。もちろん一人で全ての能力を身につける必要はありません。エントリーシートで企業に対して自分の能力が何に向いているのかをアピールするのにゼミの項目は非常にうってつけの場となります。

実際に私が書いた文章です。参考にしてみてください。

 

ゼミテーマ【都市圏の働き方と住環境の変化】

成熟社会において人間に必要な生活要素は「衣・食・住」から「医・職・住」へ変化するだろう。近年、働き方に対する様々な話題が尽きない。働き方と住環境は密接な関係があるため、新しい働き方をする人々を対象とした既存建物の利用方法を提案したい。たとえば、一定の職場をもたないノマドワーカーにはコワーキングスペースや会議室、カフェなどが付属したマンションを提案する。このような働き方をする人たちは、プライベートの充実よりも住人とのコミュニティを重視する傾向にあるため個室は最小限にし共同リビングや談話室を充実させるなど新しいSOHOの可能性に挑戦したい。

エントリーシートから面接へ繋げる

 

エントリーシートは紙の面接でもあり、面接へ繋げる事ができます。ゼミの項目の書き方はその点でとても重要です。ゼミでの活動はそのまま仕事に直結させることができる可能性があります。企業のビジネスモデルと自分のゼミの内容を照らし合わせて関連性のあるところをアピールしましょう。