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就活と転職の違いとは

就活生へのアドバイスAdvice

就活と転職の違いとは

アドバイス

 新卒の就活と転職活動は大きく異なります。新卒の就活と転職の違いやファーストキャリアの考え方を紹介したいと思います。

目次

転職とは
新卒採用と中途採用の比較
ファーストキャリアの考え方
長期的な視点を

転職とは

 就活と転職の違いとタイトルでは書いておりますが、転職にも就活を伴うケースが多いです。(ヘッドハンティングされる場合を除いて。)新卒の就活のように転職の就活市場もあります。企業側からみた場合、中途採用に当たります。以下、新卒採用と中途採用の就活に分けて話を進めていきます。中途採用では、新卒採用のように毎年決まった人数の枠を用意するわけではありません。人が足らなくなったところを補うために、空いたポジションを埋めるために行われるケースが多いです。よく電車内の中途採用の広告で未経験からの挑戦など貼ってあることがありますが、かなりレアケースだと思います。基本的には前職業と関わりがある業界への転職になります。日本ではまだまだ転職は少ない方で、欧米なのではもっと当たり前になっています。

新卒採用と中途採用の比較

 では新卒採用の就活と中途採用(転職)の就活でどのような違いがあるか考えてみましょう。まず、目的が違います。新卒採用では長期的な視点で将来企業の根幹を成すポテンシャルの高い人材を求めます。一方、中途採用は上記のように企業の活動で不足している人材を補うために行われます。したがって採用基準も変わってきます。新卒採用では、その時点での能力は問われませんが、育成した結果、将来的に伸びるかどうか問われます。中途採用では、現在までどのような実績があり、能力を身に着けているかが問われます。したがって就活でアピールすべき内容も全く異なります。実績がなければキャリアアップとなる転職は難しく、新卒よりも厳しい世界かもしれません。実力は前年度いくら稼げているかという年収でみられることも多いそうです。一方、実力さえあれば学歴に左右されることのないオープンな市場でもあります。

以下に新卒採用の就活と中途採用(転職)の就活の違いを簡単にまとめておきます。

◇選考時期が一括か通年か

◇ポテンシャル採用か実績か

◇長期的な視点か短期的な視点か

◇基礎から学ばせるか即戦力か

ファーストキャリアの考え方

 転職まで視野に入れて新卒の就活をしましょう。この最初の会社を選ぶことをファーストキャリアの選択と呼びます。ファーストキャリアの選択が重要な理由は主に三つあります。一つ目は、業界が絞られるからです。新卒採用の就活では、ほぼ専攻に絞られることなく就活ができると思います。一方、転職では、実績や身に着けている能力や知識が問われるため、当然同じ業界・関連する業界が基本です。新卒に比べると可能性はぐっと狭まってしまします。そのため、最初の選択が重要となります。二つ目は、会社の序列があるからです。同じ業界でも人材が強い会社と弱い会社があるはずです。具体的には、上位の企業から下位の企業へ転職は容易でも、下位から上位への転職は並外れた実績がなければ難しいです。いくら実力を見ると言ってもある程度信用のある会社にいた方が有利なのは当然です。三つ目に、転職のためには実績を上げる必要があるからです。実績があげやすいのか、能力を磨きやすいのかも考えなくてはなりません。企業によって成長スピードは異なり、一人前の力が身に着く時期も違うと思います。転職できる時期も変わってくるので、ファーストキャリアを選ぶ際にも考慮しておく必要があります。

長期的な視点を

 新卒採用の就活でも、目先のことだけではなく、転職まで考えておきましょう。特に今後終身雇用はどんどん減ると言われているので自分のキャリアにもっと敏感になるべきです。言うまでもないですが、最初の一歩は非常に重要です。後悔しないように考え抜きましょう。