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【油断禁物】最終面接で合格率を上げるポイントと逆質問の例

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【油断禁物】最終面接で合格率を上げるポイントと逆質問の例

面接

最終面接で受かる人は、今までの面接で一番堂々としており、逆に落ちる人は、今までの面接で一番緊張しているケースが多いです。しっかりと準備をしましょう。また、就活の最終面接では、逆質問を求められることが多くあります。

逆質問は事前に準備しておかないと、その場凌ぎでは悪い印象を抱かれてしまう可能性もあります。一次二次面接とは違った内容で、相手に合わせた質問をしていくことがポイントです。

目次

■いままでの面接と違う!?
■最終面接のポイント
■逆質問は内容をしっかりと準備
■逆質問の例
■逆質問のNG例
■まとめ

■いままでの面接と違う!?

■大手企業は、人事部長・現場監督クラス

一般的に最終面接は、就活生1人に対して面接官1~5人といった形で行われます。面接の担当者は、大手企業だと人事部長・現場監督クラスの場合が多いです。大手になると取締役以上の方が出席しないことも多々あります。この場合は現場レベルの質問が多くなり、いままでの面接の延長線上と考えてもよいでしょう。

■中小企業は、社長・取締役クラス

一方、中小企業の最終面接では、社長が1人で担当するケースや、取締役以上の全員が並ぶケースもあります。中小企業の最終面接に社長は必ず出席するので、いままでの面接とは全く違うものだということを念頭に置いておく必要があります。

一次面接などで聞かれなかった内容…例えば企業理念について、就活生の考え・共感度を聞かれるケースが多いかも知れません。企業理念に関連したところとしては、社長メッセージなどにも目を通して理解を高めておくことが大切です。また、一次面接などで聞かれた内容を、更に掘り下げて質問してくるケースも考えられます。一次・二次面接を通過したからといって油断していると、足元をすくわれることになりかねません。

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■最終面接のポイント

■入社への熱意

最終面接は、就活に於ける最後の面接であり、ここで内定の可否を決められる場です。面接をする側も、“迷う人は次のステップへ…”とはなりません。“迷う様な人は落とす”という方向性なのです。

そういう意味でも、最終面接で最も重視される部分は“熱意”とも言えるでしょう。最終面接に挑む就活生は、“この企業に何としても入りたい”という気持ちを伝える必要があるのです。最終面接まで進んでくると、スキル的に問題ない人ばかりです。その様な就活生の中で差がつく部分は“熱意の強さ”です。最終面接は役員クラスが対応します。その様な経営に近い人は会社に対する想いが強い人達です。その人達に、あなたが会社に入ってどうしたいのか、どう変えていきたいのかをはっきりと伝えるのが重要です。

企業は採用活動にかなりの手間と費用を投資しています。それなのに内定を出した学生から辞退されると企業側も困ります。企業は、高確率で入社してくれる人・すぐに辞めそうにない人に内定を出すのが当たり前のことなのです。

■入社後の展望について

就活生の段階で自分のキャリアプランを明確に立てている人はかなり少数です。そういう就活生は企業理念や企業戦略を研究した上で、入社後のキャリア設計を自分なりに考えているものです。このような就活生が魅力的に見えるのは勿論のこと、前述の熱意も伝わり易い人材と言えます。

企業でやりたいことが明確な就活生や、企業で長く働くことを前提に自分の将来を考えている就活生には、企業も安心して最終面接でOKの判断を下せます。前の項でも説明しましたが、企業の採用活動には膨大なコストが必要とされます。更に入社後の新人研修といった教育コストも必要です。企業にとって内定を蹴られるとか入社してすぐに辞められるのは最も避けたい事態なのです。

以上のことから、将来のキャリアプランがある就活生は最終面接を通過する可能性が高いと言えるのです。

 

■逆質問は内容をしっかりと準備

就活の最終面接・役員面接では最後に必ずと言っていいほど逆質問を求められます。しかし、就活の最終面接で逆質問を求められると困る就活生が多いようです。その理由は様々ですが、“こんなことを聞いても良いのか?”とか“何を聞けばいいのかが分からない”等々あります。

極端な話ですが、最終面接の逆質問で聞きたいことがなければ、何も聞く必要はありません。しかし、逆質問が採用を左右することが少なくても、企業の記憶に残る鋭い質問をすれば好印象を残す事ができるでしょう。

逆質問は相手に合わせた内容にしなければなりません。面接官が役員クラスと一般社員の場合では、中身を変えなければなりません。現場のことを役員クラスに聞いても、現場に詳しくない場合が多いので答えに困るケースもあるでしょう。役員クラスの面接官には事業全体について聞いていくことがオススメです。また、質問はなるべく多く用意していきましょう。最低でも5~6個は準備しておかないと、面接中に答えが出てきた場合、その質問を聞く事ができなくなるからです。

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■逆質問の例

それでは、就活の最終面接で役員の気持ちをつかむ逆質問のポイントを考えてみましょう。それは、役員・社長しか答えることができないような質問をすることです。

そのような質問をすると、相手に好印象を与えることに繋がります。例えば下記の様な質問です。

・会社経営で一番大切にしていることは何ですか?
・会社がここまで成長した一番の理由は何ですか?
・今までで一番苦労したことは何ですか?
・何歳で役員・社長になったのですか?私にも可能性はありますか?

役員・社長は多くの最終面接を行っているので、今までされたことが無い質問であれば、好印象になりやすいでしょう。他の就活生が聞かないようなことを質問すると一番インパクトがありますが、そういう質問はなかなかありません。ありきたりの質問でも、あなたの熱意が伝わるような質問であれば問題ないのです。

逆質問で印象に残るには内容もそうですが、その後の説明を聞く姿勢が最も大切です。逆質問をして帰ってきた回答に更に質問を重ねるくらいの気持ちで聞く姿勢が重要だとも言えます。

■逆質問のNG例

(ホームページにある情報)

・社員は何人いるのでしょうか?
・貴社の経営理念は何でしょうか?

このようなホームページに掲載されていることを質問すると、志望度は高くないな…と思われる場合があります。就活の最終面接の前には必ず応募企業のホームページを確認し、書かれている内容の逆質問はしないようにしましょう。

(福利厚生・給料)

・貴社の給料はいくらでしょうか?
・平均年収はいくらでしょうか?
・ボーナスはあるのでしょうか?

福利厚生・待遇に関する質問も最終面接ではNGな質問になります。多少であれば問題ないのですが、あまりに多く聞きすぎると、“仕事内容よりも待遇の方が大事なのか?”とマイナスなイメージを抱かれてしまう可能性が高くなります。“この就活生はそれ以外のことに興味はないのか?”と思われてしまわない様に気をつけましょう。

(質問の意図が不明)

・仕事とは何ですか?
・会社とは何ですか?

質問の意図がわからない逆質問もNGです。質問のあとに具体的な理由も質問するなら話は別ですが、ただ単にこのような質問をするのはNGです。質問された側も困ってしまうのでやめておきましょう。

 

■まとめ

 最終面接までいけば、50~80%の割合で内定が貰えると言われています。しかし、逆に言うと就活生の20~50%は落とされてしまうということです。最後の最後に落とされる人にならない様、しっかりと取り組む姿勢が重要です。