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SPIと一般常識の違いとは

就活生へのアドバイスAdvice

SPIと一般常識の違いとは

 就活生はSPIや一般常識の問題に柔軟な対策をしていくことが大切です。どちらも特徴があるので、それぞれの傾向と対策をしっかりとしていく必要があります。今回はSPIと一般常識の違いについて説明したいと思います。

目次

SPIの特徴
一般常識の特徴
対策
まとめ

SPIの特徴

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 SPIは、言語の問題を解く言語問題と、数学の問題を解く非言語問題をマークシート方式で実施される試験です。この点が一般常識とは異なる点です。言語問題とは、国語の問題と思ってよいでしょう。自分の意思を伝える能力や文章を作成する能力の検査になります。出題の内容は、諺・慣用句、敬語・文法など多岐に渡ります。非言語は、数学と思ってよいでしょう。計算を解く能力やデータ処理をする能力の検査になります。出題の内容は、表の読みとり・組み合わせ、確立など様々あります。SPIでは、短い時間で早く・正確に問題を解くことができるかを問われるので、反復して練習しておくことが大切です。
SPIは学力テストとも言えます。そのレベルは、中学~高校卒業程度のレベルと言われています。要するに難しい内容を問われることではなく、国語・数学・英語などの基礎をしっかりおさえておけば合格に繋がるものです。

一般常識の特徴

一般常識は、SPIと違って知識が幅広く出題される試験になります。一番の特徴は、SPIでは出題されない社会常識の問題などが出題されるということです。国語・数学・英語・理科以外にも、社会(政治・経済・国際)や時事問題という風に幅広い範囲になります。社会人が知っておくべきルール・マナー、ニュース・教養問題が出題されることが多いのが特徴です。企業が一般常識を課すのは、社会人として最低限のマナー・常識は知っておくべきという意図があるからです。
一般常識は、就活生の多くが忘れがちな項目だと言えるでしょう。普段から勉強しておくことがポイントであり、SPIよりも得点を取ることが難しい傾向にあります。尚、一般常識は、テレビ局・新聞社・出版社でよく出題されますが、それ以外の企業ではあまり多く出題されない傾向にもあります。

対策

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(SPI)
SPIテストは、多くの企業が様々なテスト形式を導入しています。しかし、その内容は過去問題から数字を変えて出題する傾向があるのです。つまり、過去問題・類似問題を多く解いていくことでSPIテストの点数を劇的に上げることが可能になってきます。言語問題と非言語問題の全ての分野で、偏ることなく解いていくことがポイントです。中学~高校卒業程度のレベルと言われているので、中学・高校で使っていた教科書をもう一度読み直すことも大切だと言えます。また、問題集に書かれた範囲以外は出題されないので、とにかく問題集を徹底的に勉強することが重要なのです。
一方、時間制限があるのもポイントになってきます。 SPI試験の練習問題を解く時には、時間を測りながら早く解いていく必要もあるのです。SPI試験の非言語問題を勉強する時は、時間もかかりがちです。ただ解くだけでなく。時間を意識しながら解いてみるのも重要な対策です。

(一般常識)
一般常識を勉強する場合、数学の問題から手を付けていくのも1つの手です。国語・理科・英語・社会・時事問題などの暗記系は、その範囲の幅が非常に広いので全てを網羅するのは困難でしょう。その点、数学の問題は、基礎を固めておけばある程度の応用が利くので点数が伸びやすい科目と言えます。
社会・時事問題に関しては、全てのニュースを把握しておくことは不可能でしょう。まずは、主なニュースを押さえておくことに注力しましょう。1つのニュースだけを覚えるのではなく、他のニュースと関連付けていけば覚えやすくなります。これらの問題は、知らなければ全く解けない問題が多く、対策が確実に必要です。

まとめ

 企業によっては、SPI試験だけとか一般常識だけというケースもあるでしょう。しかし、複数社を受ける就活生にとっては、どちらかを捨てるわけにはいきません。就活は色々と時間と手間がかかるものですが、後悔しないためにも十分な対策をして挑みましょう。