最低限抑えておきたい「面接の基本的な流れとマナー」|就活塾「キャリアアカデミー」公式ホームページ

  • オンライン入塾説明会に申込む
  • 池袋入塾説明会に申込む
最低限抑えておきたい「面接の基本的な流れとマナー」

就活生へのアドバイスAdvice

最低限抑えておきたい「面接の基本的な流れとマナー」

面接

人間関係は、第一印象が大事です。面接でも入退室時の流れの動作ひとつで、印象が決まってしまいます。マイナスの印象をつくってしまわないように面接の流れでの注意点をご紹介していきます。

目次

・面接は1度ではない?面接の種類
・面接の流れ
・面接の意味
面接成功の鍵は、マナーが基本

・面接は1度ではない?面接の種類

一般的な面接の流れを伝えるその前に、まずは面接の種類と選考全体の大まかな流れについてお伝えします。企業が就活選考で面接を課す場合、その回数は複数であることが多いとされます。

まずは1次面接、次に2次面接、そして3次面接が最終面接である企業もあれば、4次・5次と続く企業もあります。平均として3次面接くらいを想定しておくとよいでしょう。また、すべての面接が個人面接(応募者1人対複数面接官)の企業もあれば、徐々に対応募者数を減らしていく企業もあります。

一般的には、1次面接では集団面接あるいはGD(グループディスカッション)を行い、2次面接や3次面接から個人面接を行うことが多いでしょう。したがって、自分が受けようと考えている企業がどのような選考過程であるのか調べておくと、より対象企業に特化した面接準備が可能になります。簡単ではありますが、大まかな面接の種類と流れを踏まえた上で、面接の中身について伝えたいと思います。

4f07ff6ed284358304f775aac75c5c21_m

・面接の流れ

■面接開始までのポイント

面接の流れは、実は、入室前から始まっています。

・集合時間

面接の受付の時間は、面接開始時間の5分前~10分前を心がけてください。早く着きすぎるのも迷惑につながります。ただし、企業から別途指定がある場合はそれに従いましょう。
前の時間に余裕のある方は、30分前に会場付近のカフェで待機しているなどの行動ができると良いでしょう。また、万が一、交通機関に支障がありやむを得ず遅れそうなときなどには、例え1分の遅刻だとしても、必ず電話を入れるようにしましょう。

・携帯電話やスマホなど電源をOFF

面接会場に着きましたら、ビルに入る前に携帯電話やスマホなど電源をOFFにしましょう。ただし、面接中も他の企業から連絡が入る可能性があるため、必ず、留守番電話の設定をしておきましょう。

・受付

受付もしくは、受付電話では「○○大学の○○と申します。本日○時からの面接のために参りました。」と伝え、案内を待ちましょう。

・待ち時間

トイレは事前に済ませ、面接時に提出する書類がある場合は、鞄からすぐ出せるようにしておきましょう。面接の控え室に入りましたら、先客に迷惑をかけないように静かに席に着き、持参した資料に目を通すなどしながら面接の順番を待ちましょう。

■入室のポイント

・ノックは3回

ドアをノックしてから入室してください。ノックは、3回となります。日本のビジネスマナーのノックの回数は3回で、米国企業の場合は、ノックは4回ですので、間違えのないようにしてください。

・面接官の声が聞こえてから入室

室内から入室の許可の声が聴こえましたら「失礼します」と言って、入室してください。

・ドアの締め方

入室してドアを後ろ手で閉めてはNGです。面接官にお尻を向けるのは失礼にあたりますので、そのようにならないよう身体の向きを考えてドアを閉めてください。

・挨拶

ドアを閉めましたら、面接官の方へ正対で向き直り、その場で「よろしくお願いします。」と一礼してから、席の横までまで進み、簡単に自己紹介をして、「本日はよろしくお願いします」と伝えましょう。

・着席

面接官から「どうぞお掛けください。」と言われたら、「失礼します。」と言って、座りましょう。

■退室のポイント

・挨拶

面接終了を告げられたら、椅子に座ったまま「本日は、ありがとうございました」と、お礼を述べて席から立ち上がることを忘れないようにしてください。

・ドアの締め方

退出する前にドアの前で、もう一度「失礼致します」と面接官を見ながら挨拶し、退室します。面接は終了ですと言われた途端、気を抜かないように退出完了まで注意をして下さい。

 

・面接の意味

冒頭で触れましたように、面接とは応募者の適性を判断する場になります。企業の理念に適しているか、社会人として十分に成長する伸びしろがあるか、持っている価値観がどのような影響を与え得るかなど、その企業の社員として働けるかどうかを様々な立場の人が判断します。

したがって、面接で聞かれるであろう質問を想定して答えを考える準備を行うことはもちろん重要なことです。また、自己分析や企業分析、業界分析を行うことも大切なことです。そうして、自分の就活の軸というものを築き上げて面接に臨むのが理想の形と言ってもよいでしょう。

しかし、それだけに力を入れてはいけません。

必ず面接のマナーにも目を向けるようにしましょう。例えば、スーツの着こなし方や座っている時の姿勢。話し方や声の大きさ、トーンなど。入室時のノックなどにも注意をしておいて損はありません。

細かいことかもしれませんが、こうしたところまで見ているのが面接なのも事実なのです。

面接成功の鍵は、マナーが基本

面接の流れについて紹介してきましたが、面接は何度受けても緊張するものです。頭で理解はしていても、思うように中々できません。面接の流れや重要な手順を忘れないように面接前には、一連の流れを確認しリハーサルをしておきましょう。