【完全版】テストセンター受検のための事前準備&当日の流れ
- SPI
外部会場での受験が必要となるSPIテストセンター。
ここでは、受検のための事前準備や当日の流れ、身だしなみの注意点、ボーダーの判定法などについて紹介します。
目次
■SPIテストセンター 事前準備編
1.初回登録をする
2.早めに予約する
3.性格検査をする
■SPIテストセンター 当日編
1.基本的には私服でOK
2.持ち物
3.所要時間は約35分
■まとめ
■SPIテストセンター 事前準備編
1.初回登録をする
初めて受験をする際は、まず利用登録をしましょう。
選考過程でSPIテストセンターを利用する企業は、エントリーした就活生のアドレスやマイページに受験手続きを行うための案内を送付してくれます。その案内に記載してあるリンク先をクリックすると行きつくのが、SPIテストセンター本部のwebサイトです。初めてサイトを訪れた際は、受験の流れや注意事項についての説明ページの後に登場する、初回利用者用のボタンを選択しましょう。あとは、画面の流れに従って自分の基本情報を入力していけば、初回登録は完了です。登録したメールアドレス宛にテストセンターIDが送られてくるため、それを手元に控えて予約作業に移りましょう。
なお、このとき発行されたテストセンターIDは今後の予約にも必ず必要になります。記載されたメールを保存するなどし、忘れることがないようにしましょう。
2.早めに予約する
会場、日時の予約はなるべく早めに行うようにしましょう。
ピーク時期に入ると自分のスケジュールも詰まってくる上にSPIテストセンターの予約者数も増えるため、中々希望の日時が取れなくなってきます。特に面接選考や説明会の少ない土日・祝日の枠はすぐに埋まってしまいがちです。スムーズに受験できるよう、予約は案内メールが来たらすぐに行いましょう。
ちなみに予約後都合が悪くなった際も、受験予定日時の2時間前までパソコン上で予約変更が可能です。そのため自分の先の予定が未定でも、案内メールが届き次第ひとまずどこかの日程に予約席を確保しておくことをお勧めします。
前述の通り、予約手続きは各企業から配信される案内メールのURLをクリックして開始します。サイトにアクセスし、希望する会場と日時を選びましょう。全て選択し終わった後、SPIテストセンター本部から予約確認のメールが送られてきた時点で、席が確保された状態となります。
3.性格検査をする
当日SPIテストセンター受験会場へ行く前に、必ず自分のパソコンやスマートフォンから性格検査を受けておくことを忘れないようにしましょう。
SPIテストセンター試験を構成する検査には大きく分けて2つ、能力検査と性格検査がありますが、このうち予約した会場で受験できるのは前者のみです。後者は自分の通信機器を通して事前に受けておかなければいけません。性格検査の問題数は多めですが、能力検査のように事前に解答練習が必要なものではないので、予約した後はなるべく早めに受験しましょう。なお性格検査の受検期限日時は、上記の予約操作を行った日の27時(翌3時)までです。
因みにSPIテストセンターを2回目以降に受験する際は、この性格検査、及び、能力検査で受検したことのある項目については、前回の結果をそのまま企業に提出することが可能となります。能力検査はともかく、性格検査については何度受けてもそう結果が変わるものではありません。2回目以降の受験時には、後者検査については前回結果の送信機能を活用しましょう。
■SPIテストセンター 当日編
1.基本的には私服でOK
SPIテストセンターに行くときの服装は、普段着ている私服で全く問題ありません。
SPIテストセンターは一般の資格試験と同様、各企業とは全く関係のない「外部会場」で行われる試験です。会場に受験企業の担当者がいることはありません。案内してくれる係りの方々はいるものの、受験企業とは関わりのない会場スタッフの方々なので、無理にリクルートスーツを着たり、ビジネスカジュアルの服装をしたりする必要はありません。
勿論リクルートスーツを着ていっても結構です。就活のピーク時には、面接と面接の合間にSPIテストセンターを受験、というように予定が詰まってきます。その中で無理矢理会場に行く前に着替える時間をとることはありません。実際受験会場にいる人々は私服:スーツが2:1くらいの割合なので、どちらの服でも気軽に会場に行きましょう。
2.持ち物
受検に必要な持ち物は二つだけです。
①写真付きの身分証明書(免許証・学生証・パスポートなど)
身分証明書を忘れると受検することができません。
②受検情報が分かるもの
受付では、自分の受検情報の開示が求められます。
「受検予約完了画面」または「予約完了確認メール」を印刷したものを持参するか、スマートフォンやメモ帳などに受検情報(自分のテストセンターID・検査科目・会場情報・日程・ターム)を控えておきましょう。
鉛筆・消しゴムはカンニング防止のためにその場で貸し出されるため、自分のものを使うことは出来ません。
また、電卓も使用禁止なので、非言語のテストの際には、会場で配布されるメモ用紙に自分で筆算する必要があります。
3.所要時間は約35分
SPIテストセンターの所要時間は、言語・非言語を合わせて35分程度です。問題ごとに制限時間が設けられており、時間を過ぎてしまうと前の問題に戻ることはできません。
SPIテストセンターでは、回答者のレベルに応じて出題される問題が変わり、正解のレベルが安定したところで終了します。よって、テストセンターで大切なことは、問題を解くスピードではなく、解答の正確性です。制限時間内に解き終わることはもちろん重要ですが、焦りすぎて凡ミスを連発しないように気を付けましょう。
気になる合格ラインですが、非言語の場合、推論(与えられた情報から必ず正しいといえる事柄を選ぶ問題)が半分出題されたら総合商社等のボーダーを超える程度の高得点であると言えるそうです。ぜひ自分がどの程度にレベルにいるのかの指標にしてみてください。
テストがすべて終了したら、受検ルームから退出し、鉛筆や消しゴムを返却して帰ることができます。
■まとめ
SPIテストセンターは、受ければ受けるほど点数が伸びていくと言われています。本命の企業の受検の前に何回も受検し、実際に企業に結果を送ってみることで、自分がどのくらいのレベルにいるのか確かめましょう。