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エントリーシートの手書きのメリットとマナー

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エントリーシートの手書きのメリットとマナー

エントリーシート(ES)

 IT化が進む一方、就活の世界では逆に手書きのエントリーシートを求める企業が出始めています。そのメリットは何でしょうか。企業と就活生、それぞれにメリットがあります。またその時にはどのようなマナーがあるのでしょうか。その点についてまとめます。

 

 

1.企業と就活生のメリット

1-1.企業のメリット-応募数の大幅な削減-

ネットでエントリーシートが提出できることにより、大企業では応募が数万単位になり、エントリーシートによる選抜が困難であることが多くあったとのことです。理由として、就活生がエントリーシートの内容について、定型文を作ったうえでコピペできるからでしょう。一方、エントリーシートを手書きにすることで、応募数が前年の10分の1になった話があります

実際、私も何社か手書きのエントリーシートを出しました。一社のエントリーシートを書くにあたり多くの時間が必要です。誤字があった場合、一から書き直しです。これだけの労力を使うため、結局手書きのエントリーシートを提出した企業はおおむね志望度の高いところでした。一方、手書きのエントリーシートであったため、提出をあきらめた企業もあります。先ほどで説明した通り、手書きのエントリーシートはネットのものと比べて多くの時間をとられます。そのため、志望度が低いとほかのエントリーシートとの優先順位の関係(締め切り日)で、諦める、そして応募者が実質減るのでしょう。

以上から企業は志望度の高い就活生のエントリーシートをよりじっくり読めるため、企業側にとってのメリットは大変大きいのです。

1-2就活生のメリット-志望度を示す機会-

1-1で説明した通り、手書きには多くの時間を割くため、エントリーシートを提出するだけで企業側は「その就活生には多くの時間を割けるぐらいの志望度がある」と捉えてもらうことも可能です。エントリーシートの内容以前にそのように解釈してもらえるのは大きなメリットです。

また書き方の工夫をさらにできるため、手書きのエントリーシートはメリットがあるといえます。例えば、タイトルや伝えたいことを赤字で示したり、文字サイズにメリハリをつけたりできます。これはネットのエントリーシートではできないことが多いため、工夫することで志望度の高さをアピールすることにつなげられます。

以上のように手書きのエントリーシートは就活生側にもメリットがあります。提出から体裁の段階にかけて内容面以外の広い範囲で志望度のアピールをできるのです。

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2.マナー

2-1. ボールペンは黒色を基本とすること

 当たり前ですが、案外見落としがちです。青のボールペンや赤のボールペンを基本として使う場合は気を付けてください。就活に限らず正式な書類では、手書きの場合、黒のボールペンを使います。これは就活でも同様です。徹底しましょう。外国人留学生がよく間違えると聞きたことがあります。

 

2-2.油性のボールペンを使うこと

 水性のボールペンで普段から作業している方、気を付けてください。就活で使うのは油性ペンにしてください。理由も単純です。水性では、水などを含んだ場合、消えてしますからです。

 企業側もどのような形で読んでいるかわかりません。水分補給しながら多くのエントリーシートを読んでいる可能性が高いです。そこでも水分がエントリーシートにつくことで、文字がかすれることが考えられます。また郵送中、雨水が封筒内のエントリーシートにかかることも推測されます。このようにどのような場面でどうなるかわかりません。油性のボールペンで正式な書類を書きましょう。

 

2-3.エントリーシートを透明なクリアファイルへ入れること

 手書きのエントリーシートを直接、封筒に入れて送る就活生がいます。しかし私は勧めません。これも先ほど述べたのと同じ理由です。郵送中の折れや雨水による濡れを防ぐためです。これも重要書類を送ってもらっている際、クリアファイル入りである経験はありますか。そのようなのと同様です。エントリーシートも同様に重要書類であるため、クリアファイルに入れましょう。

 ただし例外があります。企業によっては「クリアファイルに入れないように」と事前に指示を出すケースがあります。その場合は絶対にクリアファイルに入れないようにしましょう。入れた場合「指示に従いない就活生」と判断され、その時点でエントリーシートが通過にならない可能性が大いにあります。企業側がクリアファイルの山に困っていることによる指示かもしれません。

 このような指示にぜひ従ってください。

以上、手書きのエントリーシートについてでした。

エントリーシートを50-100出す就活生の現れる中、企業も多くのエントリーシートに苦労しているようです。多すぎて企業の採用担当がどのように選抜するか、悩んでいると考えられます。そのような問題が多い中、手書きのエントリーシートが増えると推測されます。そのため、企業の志望度を再度よく検討してエントリーシートを作成することが求められるでしょう。