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【マスコミ就活】難関マスコミ内定をグッと近づける!3つの大切なポイント

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【マスコミ就活】難関マスコミ内定をグッと近づける!3つの大切なポイント

企業研究

「倍率が高くて、わたしには無理だ・・・」

マスコミ業界を目指す就活生は、高い倍率をまえにして応募するのを諦めてしまうことが多いです。ところで、そもそもマスコミの倍率が高いのはどうしてだと思いますか?

答えは、「記念受験をする学生がたくさんいるから」。

芸能人に毎日会えて、感動を届けられる……そんな華やかな世界に憧れて、マスコミ会社に「とりあえず」ESを出す学生は非常に多いんですね。

しかし、記念受験で受かるほど、マスコミに入るのは簡単ではありません。逆にいうと、しっかり対策を練って就活に臨めば、マスコミに入る確率はグッと上げられるんです。高い倍率をまえにして、立ち止まらなくて大丈夫です。

今回は、倍率500倍を勝ち抜いて大手映画会社に入社した筆者が、マスコミ業界に入るために就活生が必ず知っておかないといけない「3つのポイント」を紹介します。

3つのポイントは、以下です。

1、「若者視点」でメディアを見る
2、コミュニケーション能力をアピールする
3、「困難な状況を乗り越えた経験」を伝える

目次

ポイント[1]:「若者視点」でメディアを見る
ポイント[2]:コミュニケーション能力をアピールする
ポイント[3]:「困難な状況を乗り越えた経験」を伝える

マスコミから内定をもらうポイント3つ

ポイント[1]:「若者視点」でメディアを見る

 

「若者視点」でメディアに触れることは、マスコミから内定をもらうために最も大切です。「若者視点」とは、「20代前半だったらどう行動するか」を考えることです。

たとえば、テレビドラマで「20代の女性社員が会社の上司から怒られて母親に泣きつくシーン」があったとします。このシーンを見て、「いや、いまの若い女性はYOUTUBEで情報を得るから、まずは『上司に怒られたとき』って動画を検索するよね」と、若い女性視点で考えてみるんですね。

なぜマスコミで「若者視点」が求められるかというと、「情報」に最も感度が高いのが若者だからです。若者は、共感できる「情報」があればSNSや口コミで拡散してくれます。世の中のブームや流行は、若者発信のことがほとんどです。

そのため、情報を届けるのが仕事のマスコミ社員には、「若い視点」でコンテンツをつくることが求められます。

マスコミの業界研究で、テレビや映画を見たり、本を読んだりする学生は多いです。しかし、メディアにただ触れるだけでは、ほかの就活生のなかから勝ち上がることはできません。

「20代前半の自分はどの場面に感動したか?それは何でだろう?」
「このシーンをもっと若者に共感してもらうには、どう変えればいいかな?」

このように「若者視点」でメディアを見ると、「この学生は入社しても若い視点でコンテンツを企画してくれる」と、面接官からの評価が高くなります。

ポイント[2]:コミュニケーション能力をアピールする

マスコミを受ける学生で多いのが、「感動を届けられる仕事ができる」というカン違いです。もちろん、最終的に感動を届けられることもありますが、その感動を生み出すための「プロデュースをすること」がマスコミ社員の仕事です。

「プロデュース」とは、すごく簡単にいうと「企画を実現するために、関わる人をまとめること」。たとえばバラエティ番組をつくるには、CMを流してもらうスポンサー企業と話し合ったり、出演する芸能人の事務所と交渉したり、スタジオで収録をするカメラマンや照明さんに指示を出したり……。

いろいろな人たちの間に立って、企画を円滑に進めるのがマスコミ社員の主な仕事です。映画1本を製作するのに、約1,000人は関わっているといわれます。そのため、マスコミ社員には、誰とでもコミュニケーションできる力が欠かせないんですね。

マスコミを目指す就活生は、「学園祭実行委員でお客さんに感動を届けてきました」とアピールしてしまいます。しかし、面接官がこのエピソードを聞くと「本当にマスコミの仕事が分かってるのかな?」と不安に感じます。

そのため、エピソードを話すときは「大勢のなかで動いた経験」を中心に話しましょう。マスコミ社員としての適性を感じてもらいやすくなります。ちなみに、上記の例を書き換えると以下のようになります。

「学園祭実行委員として、企業から資金を集めるのに苦労しました。また、サプライズ出演する芸人のマネージャーの方との打ち合わせ、当日の動きを後輩に伝えるなど、総勢100名以上の関係者と関わりました。そして、実際に成功させたときの感動は忘れられません」

「感動」はあくまで結果であって、仕事ではありません。「多くの関係者のなかで円滑なコミュニケーションを図り、企画を進めていくこと」がマスコミ社員の仕事だということを、就活中は常に頭に入れておくことが必要です。

ポイント[3]:「困難な状況を乗り越えた経験」を伝える

マスコミ社員は、ほかの業界よりもストレスに強い社員が多いです。なぜなら、多くの人と関わる必要があるマスコミ業界では、人間関係のいざこざは日常茶飯事。そして常に時間に追われる仕事でもあるため、ミスが出やすく、トラブルが毎日のように起こります。

そんなストレスがかかる環境のなかで仕事をしていくので、マスコミを受ける学生がストレスに強いかを面接官はチェックしています。

ESや面接で「ストレスに強いこと」をアピールするには、「困難な状況を乗り越えた経験」を伝えることが一番です。マスコミ社員として仕事をすると、目の前に多くの壁が立ちはだかります。そして、その壁を乗り越える力が必要とされるんですね。

ちなみに、いまの時点でストレスに強くなくても全く問題ありません。ストレス耐性は、仕事をして壁にぶつかるなかで自然とついていくからです。大切なのは、ストレスに強いかよりも、「壁を前にして逃げないで立ち向かう力」です。

そのため、マスコミのESや面接では「困難な状況を乗り越えた経験」を積極的に話すようにしましょう。

「困難な状況」は高ければ高いほど良いです。たとえば、「居酒屋のバイトが初めてで仕事を覚えるのが大変でした」と伝えるより、「居酒屋のバイトで店長から5日間で全ての仕事を覚えるように言われました」と伝えるだけで、困難な様子を表すことができます。

「目の前に壁が現れても逃げない人物か」を、マスコミ就活では面接官から評価されていることを意識しておきましょう。

マスコミ就活は、ポイントを押さえれば突破できる!

難関と呼ばれるマスコミ就活を突破するためのポイントを、改めてお伝えします。

1、「若者視点」でメディアを見る
2、コミュニケーション能力をアピールする
3、「困難な状況を乗り越えた経験」を伝える

わたしは、新卒で入社した映画会社で、多くのお客様から「感動した」「ありがとう」という嬉しい言葉をいただきました。人の心を動かすことができるのは、マスコミ業界ならではの魅力です。

マスコミを目指す就活生は、「感動を提供したい」という想いを誰でも持っているでしょう。ただ、それだけだとほかの就活生のなかに埋もれてしまいます。感動を生み出すために、泥くさい仕事が山ほどあることを理解しておくだけで、ほかの就活生から1歩リードできます。

今回お伝えした3つのポイントをしっかり押さえれば、憧れのマスコミ業界で活躍する日も遠くありません。感動を届けられる1人となれるように、この記事を参考にしてみてくださいね。