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就活塾の中の人が語る、夏採用で内定を貰うためにやるべきこと

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就活塾の中の人が語る、夏採用で内定を貰うためにやるべきこと

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6月下旬頃から、新卒の採用活動は「夏採用」と呼ばれる第二段階に入っていきます。「夏採用」で納得の行く内定を貰うにはどうしたら良いのでしょうか。
就活塾で夏採用での成功例を数多く見てきた、就活塾の中の人が、ポイントをお伝えします。

目次

・これまで受けてきた業界以外も受けていこう
・夏採用で聞かれる質問の回答を準備しよう
・夏採用での志望動機の書き方
・夏採用での企業の探し方
・夏採用での企業研究のやり方
・人材紹介会社を使うのもあり
・まとめ 最後は気合

これまで受けてきた業界以外も受けていこう

夏採用では、これまで受けてきた業界以外の会社も受けていくことを考える就活生が多くなります。
新しい業界を受けるにあたって、「志望動機がない」と悩む就活生が多いです。しかし、ES提出の時点では、強い志望動機はなくても問題ありません。
企業も、夏採用に応募する就活生は、元々その企業が第一志望ではなかったということを分かっています。志望動機が書けないからといって、新しい企業に応募することをためらわないようにしましょう。

夏採用で聞かれる質問の回答を準備しよう

夏採用以降、面接では以下2つの質問がよく聞かれることになります。
「なぜまだ就活を続けているのですか?」
「(内定がまだない場合)なぜまだ内定が出ていないと思いますか?」
上記2つの質問への回答は事前に準備しておきましょう。

OKな回答:自分の至らなさを認め、その上で改善策をポジティブに語る。
例)「内定がまだ出ていない理由は、自分の~という至らなさだと思っています。この反省を踏まえて、~というように行動していこうと考えています。」

NGな回答:就活が上手くいっていない原因を自分ではなく外部要因のせいにする。
例)「コロナのせいです。」

夏採用での志望動機の書き方

夏採用で今まで志望していなかった企業に応募するにあたり、志望動機の作り方に悩む就活生は多いです。しかし、コツさえ掴めれば、誰でも一定の水準の志望動機がかけるようになります。
志望動機で書くべきことは、「自分の特徴と企業の特徴が、マッチしている」ということです。それを踏まえ、志望動機は下記のような構成で作成しましょう。

結論 一文で書きましょう。
自分の特徴・価値観
企業の特徴・価値観
まとめ 「自分の特徴」と「企業の特徴」が合致している、ということを一文程度で書きましょう。

・志望動機のよくない例

就活生は、「自分の特徴」の記述がない、「企業の特徴」しか書いていない志望動機を書きがちです。自分の志望動機が当てはまっていないかチェックしてみてください。
NGな例:貴社の~という点に魅力を感じ志望します。貴社は~という事業を行っており、将来性を感じます。したがって、貴社を志望します。

・最終面接で「他の企業ではなくてうちが良いのはなぜ?」と聞かれたら

選考が進んでいくと、「表面的な志望動機」では、通過が厳しくなってきます。選考が進むにつれ「なぜ他の企業ではなく、この企業に行きたいのか」を明確にしていく必要があります。
本音としては、この企業ではない理由はないかもしれませんが、それでもできる限り、「この企業が良い理由」を自分で考えましょう。

夏採用での企業の探し方

内定が出ていない場合、持ち駒を増やそうとして、焦って企業を受けがちです。しかし、焦って受けた企業で内々定が出たとしても、その企業に行きたいと思えなかったら意味がありません。
今だからこそ、どんな企業に自分が就職したいのか、を改めて明確にして、企業選びをしましょう。

・企業を選ぶ際に考えるべきこと

まず、「どういう人生送りたいのか、そのためにどこに就職すればいいのか」を考えましょう。その上で、「企業に何を求めるのか」を考え、優先順位を付け、なるべく「求めるもの」を満たせる企業を選びましょう。
例)
◯歳までに◯円稼ぎたい
有名な企業に行きたい
仕事の成果が即時に評価や給料に反映されてほしい
出世したい
チームで仕事をしたい
自分の仕事がどれだけ他人や社会に役立っているのか目に見えてほしい
将来は起業したい
結婚して、子供が欲しいetc…

自分の求めるものをなるべく多く満たしてくれる企業を探しましょう。マイナビで「積極採用中の企業」をチェックしてみましょう。
また、大学のキャリアセンターも(空いていれば)意外に便利です。

夏採用での企業研究のやり方

・HPを隅から隅まで目を通す
・企業パンフレットを読む
・説明会があれば参加する

最低限これだけはやっておきましょう。
難易度の高い企業でも、意外に夏採用・秋採用で内定が出る例は多いです。物怖じせず受けていきましょう。また、持ち駒は10社を切らないでください。

人材紹介会社を使うのもあり

夏採用では、人材紹介会社を活用するのも一つの選択肢です。
人材紹介会社は、サービス登録者の就活生に対して、企業の紹介を行ってくれます。

人材紹介サービスの特徴
・無料(人材紹介会社は、紹介した企業に学生が内定すると、企業から報酬をもらうシステムです)
・紹介をしてくれる企業の中には非公開求人(ナビサイトには掲載されていない求人)もある場合があります

(人材紹介会社を使うメリット)
・自分の希望を伝えると、それに沿った企業を紹介してくれる。自分ひとりで探すより効率良く企業探しができる。

(人材紹介会社を使うメリット)
・自分の希望と違う企業を紹介される場合がある。
→行きたくない会社を紹介されたら、はっきりNOと伝えましょう。

人材紹介会社の担当者と相性が合わない、と思ったら、担当者を変えてもらうことも可能です。もし担当者の変更を申し出るのはハードルが高い、と思ったら、別の人材紹介会社に乗り換えることも可能です。

まとめ 最後は気合

就活では、「何を言うか」(言語的な部分)はもちろん大切ですが、「どのくらい熱量を持って面接に望んでいるのか、どのくらい目に力があるのか」という非言語的な部分も同じくらい大切です。
気合があれば、極端にいえば、「上手く説明できませんが、御社に入社して頑張りたいと思っています」と言って、内定が出た例は多くあります。暗い顔、小さな声では、どんなに良いことを言っていても、面接官の胸に響きません。就活が長引いて疲れているとは思いますが、だからこそ明るく元気に振る舞うことが内定への近道です。