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【元採用担当者が語る】百貨店に就職するには?向いている人は?

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百貨店と聞くと今の学生はどのようなイメージを持つのか。世代によって感じ方は異なるが今の40代以上にはあこがれの場所であったはずだ。高級品を取扱いトレンドの最先端・よそ行きの服や贈り物を扱う場所であり、近所のお店とは一線を引く特別な存在であった。しかし、いまはどうであろう。

ITと物流網の発達で百貨店業界の売上はみるみる下がり、1社では立ち行かなくなり合併が相次ぎ、いまでは大手と言えども厳しいのが現状だ。また、都心の店舗と郊外の店舗の差も大きく、郊外の店舗によってはいつ潰れてもおかしくない店舗もある。そんな暗い話題ばかりの業界だが、学生には人気がある業界でもある。実態はどうなのかみていこうと思う。

 

◆学生が集まる理由

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これから社会に出る学生にとって、自分の人生を預ける場所といっても過言ではない会社選びは一苦労だ。誰しも就職する前に少しでも会社を覗いてみたいと思う。そんな中で、BtoCの企業はイメージがしやすい。消費者としていつでもみることができるからだ。百貨店と言われるように、百貨を取扱い衣食住のすべてが目に見える。また、1年365日何らかのイベントが必ず行われていて、マスコミに取り上げられることも多い。そのため、売上とは別に華やかな印象を受けイメージもしやすい。

聞いたことのない得体のしれない会社を受けるよりも、知っている名前でイメージがしやすい会社を選ぶ。これが学生が集まる理由だ。

 

◆百貨店の利益構造の移り変わり

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百貨店の収益構造は大きくわけて2種類ある。1つは商品を売って得る利益、2つめは場所を貸して家賃で利益を得る方法だ。もともとは前者が主流であったが今は後者の家賃での収益に移行しつつある。なぜか?

理由は店頭で物を買わなくなってきたからだ。ITの発達により、店舗へ足を運ばなくても家で物を買うことができる。そのため、物が売れない時代になり利益が担保できないため、場所を貸すことで毎月決まった収入を見込めるようにしている。さらに、場所をテナントショップに任せることにより、百貨店の社員が不要になり固定費である人件費を抑えることに繋がる。昔は、百貨店の社員が物を仕入れ販売し売上を上げることを主で行ってきたが、わざわざ百貨店で商品を買わなくてもいまではどこでもそれなりの物を買うことができるようになったため、仕入れから販売を社員が行っている売り場を提供する必要がなくなった。これは百貨店社員のリストラにも影響している。テナントショップがあれば、運営はすべてテナントショップが行うため、百貨店の社員は少数で足りてしまう。ますますの縮小傾向に繋がっている。

 

◆なぜどこの百貨店も取り扱っているお店が似ているのか

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ブランドに認知度・集客力とある程度の資金力が求められるからである。いまは昔と違い、ショップ自体が百貨店に入りたがらない。理由は、残念ながら多くの店舗でお客様が来ないからだ。お客様が来ない限り売上は立たない。しかし、ショップを運営するにはスタッフや商品をはじめ多くの固定費がかかる。多くのお客が見込めて売上が担保できれば、ショップの方から館に入りたいと懇願してくるが、いまは反対である。結果として、資金力があるユニクロ・ニトリ・家電量販店といった大手小売業が入りやすいのである。資金がない企業にとってはなかなか入れないといった現状もある。これが店舗が同質化してしまう理由だ。

郊外の店舗などは悲惨であり、なかなかテナントショップが入らないためその場しのぎのお店を展開するなどの状況も起きている。

 

◆どのような人が向いているのか

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流行に終わりはなく、常に新しいもの・新しいことを発想できる人。サービス業であるため、自分のことよりも「お客様のために何ができるのか」を常に考えられる人。

百貨店業務は、華やかなイメージとは反対に消費者から見えない時間帯に様々な仕事をしている。そのため、労働時間は長い。お客様が買い物をしている時間帯は基より、お店が開店する前や閉店後にも仕事は山のようにある。社員はシフト制で勤務しているが、実際は多くの時間を会社で過ごしているため、体力はとても必要だ。

 

◆将来性と今後

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一部の店舗を覗いては、将来性があるとはなかなか言えない業界である。やりたいこと目的をきちんと持った人には進めるが、接客が好き・人と接するのが好き・洋服が好き・イベントごとが好きだけではやってはいけないだろう。

業界としてはITと物流の進化によって縮小傾向は続くが、伝統や信頼・安心を求めてくる消費者は決してなくならない。そして、百貨店というからには、「何を扱ってもよい」ということの裏返しという前向きさを持つことが必要である。そして、「物」の提供だけではなく、「事」の提供ができる人がますます求められている。

 

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