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経験者がアドバイス!公務員試験と就活の両立は可能か!?

就活生へのアドバイスAdvice

経験者がアドバイス!公務員試験と就活の両立は可能か!?

アドバイス

日本はまだまだ景気が安定しているとは言えません。このような背景から就活生の中には、公務員を目指したいが就活も両立させたいと考えている人もいます。今回は公務員試験に専念すべきなのか…両立させるのは可能なのか…という事に焦点を当てて説明します。

 

 

■公務員試験に専念すべき

公務員試験と就活の筆記試験は、内容が大きく異なります。両立させるとなると非常に困難な状況に陥ります。公務員試験に落ちた多くの就活生場合、既卒浪人のパターンか留年するパターンかという選択を迫られます。このリスクを減らすため、公務員を希望する就活生の多くは公務員試験と就活の二足のわらじを履く選択をします。

公務員試験一本に絞るのが良いのか、それとも就活で内定をとって失敗した時の保険を用意して公務員試験の勉強をするのが良いのでしょうか。

私が考える、一番のベストは、公務員の試験に集中して合格率を少しでも上げることです。公務員試験は、いくつも受けることが可能です。国家公務員・地方公務員では、試験日が異なれば受けることができます。私の周りの公務員として働いている人の殆どが公務員試験一本でした。

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■公務員試験に落ちても

公務員試験に落ちたら人生終わりだ…と心配する人がいます。しかし計画的に留年をすれば、新卒就活のチャンスも残しつつ再び公務員試験にチャレンジすることが出来ます。また、公務員試験に落ちた後でも、秋採用、冬採用に臨むことが可能です。

その他、既卒でも25歳前後までは第二新卒枠で就活をして、大企業・中堅企業を受けることが可能です。仮に公務員試験に落ちたとしても別の道があるのです。大学卒業と同時に必ず公務員試験に受かる必要はありません。

就職して働きながら公務員を目指す方法も良いでしょう。働きながら公務員を目指すケースは、どういう会社に就職したかにもよりますがよくある話です。学生時代に学業とアルバイトを両立させてきたとか、学業と資格取得を両立させてきた…という人なら、同じように頑張れば大丈夫です。

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自治体で公務員のアルバイトとして働きながら勉強するという方法もあります。公務員のアルバイト給与は少ないようですが、働きながら公務員の実態も分かって一石二鳥です。そういう人の中には、志望動機を書く時や面接で説明するのが楽だった…という意見もあります。

社会経験の少ない大学生は色々と不安に感じることが多いでしょう。しかし、若い時は選択肢も多いので、必要以上に不安になる必要はありません。適度な緊張感を保って公務員試験の合格を目指すことが大切です。しかし、既卒になると緊張感が途切れがちになってしまいます。浪人時代には、公務員試験専門の学校等に通うのもオススメです。同じ公務員試験を受ける仲間がいるとモチベーションも維持し易くなります。

■公務員試験と就活の両立

では、公務員試験と就活を両立させることは可能なのでしょうか?結論から述べると、日程的に両立は可能です。しかし公務員試験の勉強を考えると、両立させるには非常にタイトなスケジュールをこなしていく必要があります。

公務員の一次試験は5月~6月に実施されるのが例年のパターンです。受験科目は多岐に渡ります。一方、就活スケジュールは、面接開始が4月頃です。4月頃は公務員試験に向けた追い込みも佳境に入っており、就活との両立に支障をきたすことが増えてきます。就活では、ESの作成・提出、志望動機・自己PRの準備、企業研究、東京や大阪へ選考を受けに行く等々、とにかく多くの時間を割かれます。両立を成功させるには、スケジュール管理が最も重要なポイントになってきます。

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両立を成功へと導くには、公務員試験の勉強を短時間で効率よく行う必要があります。そのため、自分の第一希望がどちらかによって計画・スケジュールも変わってくるものです。 公務員になることが第一であれば、公務員試験優先の計画を立てる必要があります。就活は公務員試験が終わった後でも続きますが、公務員試験は1度だけです。 両立をして悔いが残らないようにするには、着実で無理のない計画を立てるのが重要です。

■まとめ

いつの時代も公務員は人気がある職業です。民間企業にはない安定な職種というのがその理由です。しかし競争倍率が高く、公務員は狭き門であることも事実です。後々後悔しないためにも、綿密な計画とスケジュール管理をしっかりとしていきましょう。