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就活での面接の好印象な入室方法とマナー

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就活での面接の好印象な入室方法とマナー

面接

ようやくこぎ着けた、就活の最大の山場である面接試験。あなたの第一印象は、面接室へ入室する際の立居振舞で決まります。面接成功への第一歩のため、今回は、入室の際の正しいマナーと好印象な動作をご紹介します。

 

■好印象な入室は待合室での平常心で決まる

大抵の場合、就活の際の面接は直接面接室へ入るのではなく、一旦、待合室などで待たされます。実は、待っている様子も、企業側は見ています。面接はこの時点から始まっていることを覚えておきましょう。

緊張しているのは当然ですが、慌てても仕方がありません。そわそわする、他の学生と大きな声で話す、などという態度は慎みましょう。また、変に情報交換をしたりすると不安が増すことも多く、よいことは何ひとつありません。携帯電話を使ったり、音楽を聴いたりもNGです。

それよりは、入室の際の手順についてシミュレーションしたり、話す内容をもういちど復習したりして心を落ち着けることが大切。入室の際に好印象を与えるための準備の時間と捉えて、じっと静かに座り、平常心を保ちながら順番が来るのを待ちましょう。

無題

■基本的なマナーを覚えておこう!

就活の面接でまず重要視されるのは、社会人としての常識があり基本的なマナーが守れる人間かどうかという点です。ですから、きちんとマナーを知り、自然な振る舞いができるように練習しておく必要があります。

1.ノック

マナーの最初はノック。入室の際のドアノックは3つが基本。
2つのノックはトイレノックといわれており、日本のビジネス会では3回が一般的です。

2.ドア

中から「どうぞ」と言われたら、「失礼します」と言い入室しましょう。ドアを締める際は、面接官にお尻を見せないよう、斜めに立ち、ドアを閉めましょう。ドアの前で「よろしくお願いします。」と挨拶しましょう。この際、男性は手を体の横につけ、女性は手を前で合わせます。お辞儀の角度は30度が適切です。頭を下げて一秒ほど静止、顔を上げたときに面接官の目をみると、落ち着いた印象で美しいお辞儀になります。

3.着席

椅子の横まで歩きましょう。椅子の左側に立つことが正しいマナーです。左側に立つ際に、椅子の前を通らないようにしましょう。

続いて、簡単な自己紹介を求められます。大学名とフルネームで氏名を名乗りましょう。面接官が複数いる場合は、全員の方に目を配ると好印象です。再度、「よろしくお願いします」といって一礼します。

面接官から「どうぞお掛けください」と言われてから座ってください。姿勢をただし、背もたれには寄りかからず浅めに座るようにしましょう。

以上が入室の際の基本的なマナーです。就活の最大の頑張りどころである面接で落ち着いて振る舞えるようしっかり身に着けておきましょう。

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■マナーだけではない?好印象の秘訣!

就活の面接において、基本的なマナーを身につけて臨むのは、当たり前。では、さらにプラスαで好印象を持ってもらうにはどうしたらよいでしょうか。それは自分が採用する側だったら?と想像してみるとわかると思います。

就活の面接官は自分たちと一緒に仕事をする新しい仲間としてどうか?という目で、あなたを見ています。感じの悪い人とは、一緒に仕事をしたくないのが普通ですよね。笑顔で、はきはきと、姿勢を正しい人に悪い印象を持つ人はいないでしょう。それは、面接で入室してくる際でも同じです。待合室で、順番待ちをしていて、名前を呼ばれたら、元気よくはっきりと返事をする。ドアを開けて入室する際には、笑顔を見せる。椅子を勧められたら姿勢正しく座る。そういう基本的なことで、好感度はアップします。

ただ、無理な動作は不自然さにつながりますから気を付けてください。あくまでスマートに、が大切です。ですが、少し意識しておくだけで、かなり違ってきますから、この秘訣は必ず心に留めておきましょう。

■面接の最初、入室で差をつけるには

面接でドアを開けて入ってくるその姿だけで、面接官はその人の何かを感じ取るといわれています。面接の内容そのものより入室時の印象の方が大切なのです。そこで好印象を持ってもらうためには、まず基本のマナーをきっちりと身に着けておくこと。そしてさらに好印象のポイント、笑顔、姿勢、話し方などを意識して臨みましょう。

あとひとつ付け加えるなら「平常心を忘れるな」です。人生を左右するかもしれない就活の面接で緊張しない人はいません。どれだけ準備していても、ちょっとしたことでミスをしてしまうこともあります。でも、慌てないでください。面接官も相手が緊張していることくらいわかっています。ミスをしたときこそ、どんな対応をする人か、ということをみていますから、落ち着いてマナーに沿った行動をとってください。

準備さえ万端にして臨めば、あとは平常心で乗り切る!そのくらいの心意気でまずは就活面接の「入室」を乗り切りましょう!