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外資系企業への就活で注意すべきこと

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外資系企業への就活で注意すべきこと

アドバイス

就活生に大変人気のある外資系企業。グローバルに活躍したい人にはおすすめのフィールドでしょう。しかし日経企業とは就活で異なる側面があります。今回は外資系就活の注意点について説明します。

目次

内定者が少ないと
選考日程が企業によって大きく異なる
英語を用いた選考の行われるケースがある
以上が外資系就活の注意するべきことでした。

内定者が少ないと


日系企業だと大手メガバンクや総合電機メーカーにおいて、1000人程度の内定者を出す企業があります。一方、外資系投資銀行やメーカーでは内定者が十数人であることが多いです。もちろん、就活生に人気な企業が多いため、激戦であり、面接にたどり着くまで大変苦労します。
 これには理由があると言われています。外資系で日本の会社は規模が小さいため、内定者が少ないと考えられます。でも一番の理由として「日本によい人材がいなければ、本社から引っ張ってくればいい。日本の新卒採用ではよい応募者がいたら採用する。」と思う企業が全般的に多いからだと考えています。実際、ネスレ日本などの人事担当者はそのようなことを話していました。
 以上が内定者の少ない理由です。そのため、エントリーシートやウェブテストの段階から入念な対策が必要です。

 

選考日程が企業によって大きく異なる


 日系企業だと経団連の倫理憲章を基本として、その日程にある程度則って説明会や選考、内定出しが行われます。一方、外資系企業では選考の日程が多様です。大学3年の夏のインターンシップが終わって10月ぐらいから選考を始める企業があれば、12月から始めたり、また経団連企業の日程に合わせる企業もあります。例えば、外資系メーカーでは2016年卒の場合、以下のような日程で書類選考が行われました。
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 P&G:大学3年10月(一次募集)
 ネスレ日本:大学3年1月(文系採用、基本通年採用)
 ユニリーバ: 大学3年2月
 ボッシュ: 大学4 年5月(経団連企業に似た日程)

このように日程の進み具合は多様です。自分で企業の自社採用サイトを定期的に見て情報収集することが最低限求められます。

 

英語を用いた選考の行われるケースがある


すべての企業に当てはまらないですが、英語を用いた選考が行われます。英語の面接、英語のプレゼンテーションが行われたという話をよく聞きます。以下、筆者が聞いた2016卒における英語の選考例です。

P&G 営業:英語面接
ボッシュ:英語プレゼンテーション、英語面接

 英語の選考をイメージするため、2016年ボッシュの営業部門2次面接(最終面接)の選考について筆者の友人の情報をもとに説明します。最終面接ではスライド3枚を就活生が準備し、当日面接官に配布します。スライド3枚には、自己紹介、学生時代頑張ったこと、会社に貢献できることを英語で記載します。そして面接当日、 5分程度でスライドをもとに英語でプレゼンをします。そして面接官からプレゼンについて英語で面接があったとのことです。
 このような面接が行われるのも、そのような企業の上司が外国人であり、常に英語でコミュニケーションをとる必要があるからです。ぜひこれを機に英語での選考対策をしてみるといいですね。

以上が外資系就活の注意するべきことでした。

 経団連企業と違い外資系就活は選考形式や日程が大きく違い、対策を立てにくいです。そのため何より重要なのは選考情報の収集です。外資系企業を受けた先輩の情報は必須であり、これを得ることで選考の概要が見えてきます。積極的なOB訪問をお勧めします。