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短期インターンシップのメリット・デメリット

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短期インターンシップのメリット・デメリット

就活の第一歩としてインターンシップに参加するという人は少なくないでしょう。
インターンシップには主に「短期型」と「長期型」の2つがあります。
ここでは「短期型」のインターンシップについて考えていきます。

目次

参加するなら長期or短期インターンシップ?
短期インターンシップのメリットとは?
短期インターンシップのデメリットは?
自分の目的に合わせて有効的に利用すること

参加するなら長期or短期インターンシップ?

短期インターンシップについて考えるその前に、まずは「インターンシップ」の意味について復習しましょう。

インターンシップとは一般に、就活を控えた学生が自分の専門とする学問や知識、また将来のキャリアを踏まえて、興味や関連ある職業の体験および実習を行うことを意味します。

主に春休みや夏休みなどの長期休暇を利用してこのインターンシップに参加する学生が多いです。

社会の動きを知る、企業を知るという意味でアルバイトとは異なり高い意識を持った学生たちが参加することが特徴として挙げられるでしょう。また、企業はそうした学生たちの意識の質を落とさないためにも、実習への賃金は給付しない対応をとることが多いです。

あくまでもインターンシップは学生たちに想像と現実とのギャップを埋めるため、そして将来の選択を与えるためにあるものだと考えられています。

さて、このインターンシップですが、「短期」と「長期」ではどのような違いがあるのでしょうか?

一般的に短期インターンシップとは短いもので半日〜1日、長くても5日間〜2週間ほどの期間で学生に体験就業をしてもらうことを指します。一方で、長期インターンシップは1ヶ月から長くて半年、それ以上の期間就業体験することができます。

したがって長期インターンシップの場合、学生の立場であっても一つの企業に長く、深く関わることができます。

簡単ではありましたが、上記のように短期インターンシップと長期インターンシップとではそれぞれ特徴が異なります。

そのため実際にインターンシップに参加する時は何を目的とするか自分の知りたいことを明確にした上で、どちらを利用するか決める必要があります。

短期インターンシップのメリットとは?

 さて、長期インターンシップと短期インターンシップがそれぞれ異なる特徴を持つことは理解いただけたでしょうか?

ここでは短期インターンシップのメリットについて考えていきたいと思います。

前述した通り、短期インターンシップは就業体験の期間が短いことが特徴として挙げられます。言い換えれば、自分のスケジュール次第で多くの企業、異なる業界の様子を知ることができます。

したがって、興味のある業界が複数ある人やどのような職種があるのか知りたい人、また働くことのイメージがつかない人などは様々な企業や業界を知るために短期インターンシップを利用するのは良いでしょう。

短い期間であることを有効利用して、視野を広げて就活本番に備えることができるのがメリットと言えるのではないでしょうか。

実際に私は就活を始めるにも業界の知識が乏しいと感じたため、複数の企業の短期インターンシップを利用しました。異なる業界を見たことで比較ができ、業界を少しずつ絞ることの材料として利用できたと思っています。

短期インターンシップのデメリットは?

複数の企業をみることができる点が短期インターンシップのメリットです。

しかし、短期間であるがゆえのデメリットも想定できます。

もちろん短期間だからと言って、手当たり次第申込み、参加しようとすると無理が祟ってしまう可能性もあります。スケジュール管理を自分でしっかり行わなければいけないという点も注意点として挙げられます。

しかし、それだけがデメリットではありません。

ここで、長期インターンシップとの違いをもう一度思い返してみてください。

短期インターンシップは長期インターンシップに比べて就業体験期間が短いため、その企業の表面的なことしか知ることができないことが多いのです。例えば、1day(ワンデイ)インターンシップと呼ばれるものがありますが、その内容は参加者同士でのグループワークやディスカッションがメインとなり、肝心の企業内容や事業内容等は簡単な説明のみの場合が多いです。就業体験というよりも企業説明会、それも外向けのプレゼンとして作られた内容を聞くだけのもの。短期インターンシップではこのような内容のものが多いのが実情です。

したがって、一つの企業の実態や実際の仕事内容等を深くまで知ることが難しいのが、短期インターンシップのデメリットだと言えるでしょう。

自分の目的に合わせて有効的に利用すること

これまで述べてきたように、インターンシップには企業別だけでなく「短期型」か「長期型」という点でも特徴が大きく異なります。

働くことに対して自分が抱く想像と現実とのギャップを埋めるためにも、それぞれの特徴を把握した上でインターンシップを利用することが重要です。

短期インターンシップを利用する際には、スケジュールはもちろん、実習内容や当日の流れもきちんと確認した上で、明確な目的を持って参加する姿勢が望ましいでしょう。