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2023卒航空業界の採用はどうなる?就職留年はアリ?

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2023卒航空業界の採用はどうなる?就職留年はアリ?

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2022年卒の就活では、JALとANAなど大手航空会社が新卒採用を中断し、涙を流した航空業界志望学生が多くいました。この記事を読んでくださる貴方も、そのお一人かもしれません。2023年卒の就活では、航空業界はどのように変貌していくのでしょうか。また、航空業界の募集はあるのでしょうか。現役で航空業界で活躍中の就活塾キャリアアカデミー講師に聞きました。

目次

航空業界、来年以降の採用はありますか?
航空業界に就職するために、就職留年するのはありですか?
航空業界への転職に有利な業界はありますか?
まとめ

航空業界、来年以降の採用はありますか?

答え:大手は厳しいが、独立系はあるかも。

2023年卒において、大手航空会社の新卒採用はありません。しかし2021年末現在、国内の独立系航空会社や中東の大手航空会社において、CA(客室乗務員)の募集が始まっています。一般的に、法律で決められている保安要員のCA採用や運航便数増が行われた後に、GS(空港地上職)の採用が行われる流れです。
ご存じのように、コロナの影響で航空会社は大きな打撃を受けています。大手航空会社が新卒採用を再開するには、時間とお金が必要です。コロナで被った損害から経営が回復する見通しがたち、現在雇用されている社員のフルタイム職場復帰が前提条件です。同時に、日本政府の出入国規制、海外旅行前後の検査や隔離(待機)の不安がなくなる予測がついて始めて、新卒採用の人事計画が作成・実行されるからです。

航空業界に就職するために、就職留年するのはありですか?

答え:就職留年は✖。新卒では他の業界に就職し、既卒採用に挑戦!

航空業界に「どうしても」就職したいため、就職留年をして採用再開を待ちたい、と考えている就活生もいるかもしれません。しかし、先程もご説明したように、航空業界の景気や取り巻く環境が回復するために、どれくらいの時間が必要かは未知数です。
2023年卒2024年卒の就活生は、新卒で航空業界に就職することにこだわらず、他の業界への就職をおすすめします。他業界と航空業界が大きく異なるのは、「未経験者の既卒採用」を大々的に行っていることです。社会人経験、特に他業界で学んだスキルをプラス材料としてたくさん積めると、航空業界に受かりやすくなるのです。

航空業界への転職に有利な業界はありますか?

答え:特に有利な業界はありませんが、大手企業や接客業は評価されます。

航空業界への転職を目指すために、特定の業界や企業が特に有利、ということはありませんが、JALやANA等の日系大手航空会社への転職を希望する場合は、誰もが知っているような大手有名企業出身者は評価されやすいです。また、CA(キャビンアテンダント)やGS(グランドスタッフ)を志望する場合、接客業経験者は評価の対象となります。

まとめ

航空業界の先行きはまだ不透明ですが、2023年卒以降も厳しい状況が続くことが予想されます。
航空業界を志望する就活生は、既卒採用も視野に入れて、自分のキャリアを考えていく必要がありそうです。