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意外と知らない?大企業と中小企業の5つの違い

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意外と知らない?大企業と中小企業の5つの違い

企業研究

就活では、なんとなく「安定してそうだから」という理由で大企業を目指している人は少なくありません。一方で、大企業は倍率が高そうだから中小企業も見てみたい、と考えている人もいるでしょう。しかし、そもそも大企業と中小企業の違いが分からず、企業選びがなかなか進んでいかない人も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、大企業と中小企業の定義を解説すると共に、それぞれの違いを5つ紹介します。大企業と中小企業に向いている人の特徴もお伝えしますので、企業選びの参考にしてみてください。

目次

大企業と中小企業の定義
大企業と中小企業の5つの違い
大企業と中小企業に向いている人
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大企業と中小企業の定義

まずは、大企業と中小企業の定義から見ていきましょう。

中小企業基本法によれば、次の表の条件に当てはまる企業を「中小企業」と定義しています。一方で大企業については明確な定義は存在せず、以下の条件を“超える“企業が「大企業」と呼ばれるケースが一般的です。

参考:中小企業庁|1.中小企業者の定義
https://www.chusho.meti.go.jp/soshiki/teigi.html

たとえば資本金が2億円で、従業員が400人の製造業の会社があった場合、この会社は「中小企業」と定義されます。一方で資本金は4億円で、従業員が500人の場合には、表に記載の条件を超えているため「大企業」と呼ばれるのです。

大企業と中小企業の5つの違い

では、大企業と中小企業の違いを5つお伝えします。
1、年収
2、社会的な信用
3、人間関係
4、出世のしやすさ
5、成長のしやすさ

1、年収

1つめの違いは、年収です。

厚生労働省発表の「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、企業規模別の平均年収は男女別で以下のようになっています。

<男性>
大企業:約452万円
中企業:約398万円
小企業:約362万円
<女性>
大企業:約319万円
中企業:約303万円
小企業:約279万円

男性では、大企業と中企業の差はおよそ55万円、女性はおよそ15万円の差が開いています。これだけを見ると、特に女性の場合には差がそこまで感じられないかもしれません。しかし5年・10年と過ぎていくとその差は大きく広がり、生涯年収に換算すると、そこにはかなりの違いが生まれるのです。
厚生労働省|令和2年賃金構造基本統計調査
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2020/dl/04.pdf

2、社会的な信用

2つめの違いは、社会的な信用です。
社会的な信用とは、経済的な安定性や、社会的な地位の高さなどに裏打ちされた「信用力」のこと。住宅や車のローンを組む場合や、結婚などのライフイベントで重視される可能性のある指標です。
大企業は倒産のリスクが低いこともあり、そこに務めている社員は安定した給料を手にできます。ブランド力などもあることから社会的なステータスが高いとされるケースも多く、こうした理由から「社会的な信用がある」と判断されることが多いのです。
一方、中小企業は経営が安定していない会社も多く、知名度にも乏しいことから、大企業の社員と比べると信用力が「低い」とみなされるケースが一般的です。そのため、場合によってはローンの審査がおりなかったり、人によっては「結婚相手としては不安かも…」と相手から判断されてしまったり、といったマイナスな影響が出る可能性があるのです。

3、人間関係

3つめの違いは、人間関係です。
企業によってもさまざまですが、一般に大企業の雰囲気は「ドライ」な傾向にあります。社員数が多く、同じ会社の社員でも接点のない人がたくさんいるため、人間関係はどうしても”広く浅く”なってしまうのです。
一方で、中小企業は「アットホーム」な環境の会社が多い傾向にあります。社員数が少なく、社員同士の距離が近いため”狭く深い”人間関係が築かれやすいのが特徴で、社長のすぐ近くで仕事をする、といったケースも珍しくありません。

4、出世のしやすさ

4つめの違いは、出世のしやすさです。
大企業のなかには社員数が10,000人を超える会社もあり、同期だけでも数百人、といったケースもよく見られます。一方で、そこから出世し、部長や役員、社長といった「役職者」に就けるのはほんの一握りです。つまり大企業の場合にはライバルが多く、熾烈な戦いを潜り抜けなければそのポジションは手にできません。
一方で、中小企業は社員数が相対的に少ないため、出世を争うライバルも必然的に少なくなります。もちろん役職に就くためには実績を上げたりするなど、努力は必要ですが、大企業に比べると上のポストに上がれる可能性は高いです。給料面・仕事面において、若くしてやりがいを持って働いている社員も少なくありません。

5、成長のしやすさ

5つめの違いは、成長のしやすさです。
大企業は多くの社員で仕事を分担しているので、一人あたりに任される仕事の幅は狭くなりがちです。特に20代・30代の社員の場合、業務やプロジェクト全体の一部しか関われないケースも多く、ルーティン作業の毎日で「飽き」が来てしまうことも珍しくありません。
一方、中小企業は少ない人数で仕事を分担していることもあり、一人あたりの仕事量は多くなりがちです。人によっては人事と営業を兼務していたり、何かを判断する責任のある仕事を任されていたりする場合もあるなど、「忙しい」というデメリットはあるものの、そのぶん色々な仕事に関われることで成長実感を得やすい傾向にあります。

大企業と中小企業に向いている人

ここまで、大企業と中小企業の違いを5つのポイントに分けてお伝えしてきました。そのうえで、大企業と中小企業に向いている人の特徴をお伝えします。

大企業に向いている人

大企業に向いているのは、一言でいうと「安心したい人」です。
大企業は中小企業に比べると年収が高く、ある程度の額を貯蓄に回すことが可能なため、”もしもの時”のリスクにも備えられます。そうは言っても倒産のリスクは限りなく低いため、「このまま長く働き続けられるかな…」と不安を感じる必要もほぼありません。
人間関係が淡白で、成長実感を得にくい、といったデメリットはありますが、そのぶん会社の「ブランド力」や、自身の「社会的な信用力」が手に入るなど、メリットも大きいです。安定した基盤のもと、経済的・メンタル的にまずは安定して働きたい人は、大企業のほうがストレスなく働ける可能性が高いでしょう。

中小企業に向いている人

中小企業に向いているのは、一言でいうと「早く活躍したい人」です。
中小企業は会社の規模が小さいため、若手社員も重要な”戦力”とみなされるケースが一般的です。仕事量の多さ、責任感の大きさにプレッシャーを感じることもありますが、そうしたプレッシャーをはねのけた時に大きく成長を遂げるのも事実。試行錯誤するなかで仕事を進め、それが結果となって現れた時の喜びは何物にも耐え難いものがあります。
給料の低さ・社会的な信用力の低さ、といった点は大企業と比べるとハンデですが、「早く活躍したい」「成長したい」と考えている人にとっては、得られるメリットと比べると、そうしたハンデは微々たるものに感じられるかもしれません。

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