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就活に有利な資格10選 簿記やITパスポートは意味がある?

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就活に有利な資格10選 簿記やITパスポートは意味がある?

アドバイス

就活をはじめたばかりの大学3年生の皆さんの中には、「就活に資格って必要なのかな?」「就活に有利な資格ってなんだろう?」などと思われている方も多いのではないでしょうか。この記事では、これらの疑問に答えていきたいと思います。

目次

これから就活、資格はとるべき?
人事が認める、評価されやすい資格10選
部分合格でもアピールになる
簿記やITパスポートは意味がある?

これから就活、資格はとるべき?

「就活に有利だと思ったので、秘書検定の取得を目指しています」といった話をよく聞きます。しかし、企業目線では、3ヶ月程度勉強して取得できるレベルの資格はあまり評価の対象になりません。企業は40年間一緒に働く人を選ぼうとしているので、結婚相手を選ぶくらい真剣に見定めようとしています。ですから、弁護士、会計士等の難易度の高い資格であれば、それだけで高い評価につながりますが、難易度の高くない資格の場合、ほとんど評価に影響を与えません。
ただ、就活を目の前にした今から難易度の高い資格を目指すのは現実的ではありません。これから資格をとるなら、それほど難易度が高くなくても評価につながりやすい資格に絞って狙うことをおすすめします。

人事が認める、評価されやすい資格10選

・弁護士
・公認会計士
・税理士
・司法書士
・社会保険労務士
・基本情報処理技術者/応用情報処理技術者
・宅地建物取引士
・証券アナリスト
・アクチュアリー
・TOEIC 850点以上/TOEFL 90点以上

人事の評価を受けやすい「価値のある資格」の例としては、弁護士、公認会計士、税理士、司法書士、社会保険労務士など、取得難易度が高く、社会的信頼性の高い資格があげられます。IT業界であれば基本情報処理技術者、応用情報処理技術者、不動産業界であれば宅地建物取引士、証券・金融業界であれば証券アナリスト、保険業界であればアクチュアリーの資格が武器になります。また、外資系企業を志望している人、海外勤務をしたい人、旅行代理店で海外ツアーを担当したい人は、TOEIC 850点以上、TOEFLなら90点以上が目安になります。

部分合格でもアピールになる

一部の資格については、部分合格というものがあります。部分合格とは、受検した複数の科目のうち、一部の科目に合格することを指します。部分合格でも十分人事にアピールすることができます。TACやLECに通いながら資格取得を目指している人の場合、「大学一年生から月50時間の勉強を継続している」など、取り組みについて話すこともよいでしょう。
資格やスキルを取得するためには、それなりの勉強時間を割く必要があります。例えば、公認会計士の資格を取得するためには、一般的に2,500〜5,000時間程度かかると言われています。限られた時間のうち、どの程度の時間を資格取得に割けるのかを考え、資格を取るか否か検討するのがよいでしょう。
また、就活を見据えた資格取得をする場合、資格の勉強は、夏のインターンが始まる前の6月頃には終え、以降はインターン選考の対策に時間を充てて下さい。ただし、英語力を必要とする企業については、夏以降も必要な語学力を養っておく必要があります。

簿記やITパスポートは意味がある?

「多くの学生が取得している『簿記』や『ITパスポート』といった資格は持つ意味がないのでは?」と思う人もいるかもしれません。しかし、取得が難しい資格を持っていなくても、人事の評価につながる場合があります。例えば、「将来、経理として働きたいと思い、簿記二級を取得しました。現在は簿記一級をめざして勉強中です」「文系のため、IT業界で営業職への就職を希望しており、基礎知識を身につけるためにITパスポートの資格取得をしました」といった理由であれば、職種や業界を強く志望していることが伝わり、説得力があります。さきほど、秘書検定はそれほど評価につながらないと言いましたが、「将来、秘書になりたいと思い、秘書検定一級と、ビジネスマナー検定一級を取得しました」という理由であれば、評価の対象となります。これらの事例に共通していることは、どのエピソードも、資格を取得する背景にストーリーがあるということです。むやみに資格を取るのではなく、「社会人になってどんな経験をしたいのか」また、「どのように成長したいのか」を考えた上で、資格を取得していることが大切です。