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先輩就活生が実践した、休学が不利にならない理由の伝え方とは

就活生へのアドバイスAdvice

先輩就活生が実践した、休学が不利にならない理由の伝え方とは

アドバイス

大学を休学すると、就活に不利になる?内定がもらえない?と不安に思っているあなたに、休学が不利にならない理由の伝え方をご紹介します。

就活塾 キャリアアカデミーでは毎年、休学した学生の相談を受けています。休学した先輩学生が、企業にどのように理由を伝え、面接を突破したかお伝えします!参考にしてみてください。

目次

休学は必ずしも不利ではない!?
先輩就活生も実践!「納得感」で差をつけよう
よくある休学パターンと理由事例

休学は必ずしも不利ではない!?

有利か不利の二択なら、休学は「不利」です。しかし、休学が目的を持った休学で、実際にその目的通り過ごせていたのなら、必ずしも不利になることはありません。時には有利になることもあります。

休学をした人は、なぜ休学をしたのか、まずは理由を整理しましょう。そして休学中の経験でなにを学んだのか、または反省し今後に活かすべき学びを得たのか考えることが大切です。

先輩就活生も実践!「納得感」で差をつけよう

「なぜ休学をしたのですか?」と面接官に聞かれた際に、「アルバイトをたくさんしていたからです」と学生が答えたとします。面接官は、「勉強が苦手だったのか?」「お金がない?」と頭の中に、様々な理由が浮かんできます。面接官に余計な心配や懸念を抱かせず、納得感のある理由を説明することが大切です。

「アルバイトをたくさんしていた」という理由の詳細を書き出してみましょう。例えば、以下のように深掘りします。
・具体的な内容は?:WEB制作
・頻度は?:週5日
・なぜたくさんシフトに入った?
コーディングの仕事が楽しくなったから。最初は、覚えることも多く、細かい作業が難しかった。しかしコードを覚え、正確にスピード感を持って納品することができるようになると達成感があって楽しかった。
・嬉しかったことは?:社員が担当するプロジェクトリーダーを、バイトとして初めて任された。

休学理由のBefore→Afterをみてみましょう。

(Before)
「アルバイトをたくさんしていたからです」

(After)
「WEB制作会社で週5日間働いていたからです。担当したコーディングの仕事は、当初覚えることが多く、細かい作業で難しかったです。しかしやり込むことで正確かつスピーディに納品ができるようになり、どんどん仕事が面白くなりました。大学3年時には、通常社員が任されるプロジェクトリーダーにアルバイトとして初めて任命されたことで、よりWEB制作の仕事に打ち込みたいと考え、休学をしました。」

よくある休学パターンと理由事例

休学には様々な理由がありますよね。よくある休学パターンと、休学した理由の事例をご紹介します。

・留学するため

理由例:大学を休学し、私費での留学を決意したからです。コロナ禍で大学が主催するプログラムでの留学が叶いませんでした。大学のキャンパスにすら行けず、自宅からオンライン授業を受ける毎日を過ごす中、留学したいという気持ちをどうしても諦められませんでした。そのため大学を休学し、私費で留学に行くことを決めました。

・インターンに参加するため


理由例:将来地域社会に貢献できる仕事がしたいという想いから、地元◯◯県での長期インターンシップに参加したためです。都内の大学と地元を行き来する生活では、学業とインターンシップどちらも中途半端になると考え、学生のうちに本腰を据えてインターンシップに取り組もうと決意し、休学の選択をしました。

・就活に失敗したため


理由例:昨年就活での失敗を機に、学生時代真剣に取り組んだ経験をしたいと考え、休学をしました。お恥ずかしながら大学では、学業やアルバイトなど胸を張って真剣に取り組んだといえることがありませんでした。そこでずっと取り組んでみたいと思っていた「出版社での長期インターン」に参加し、本気で打ち込んだといえる経験がしたいと思い、休学をしました。

・部活をやりたかったため


理由例:体育会サッカー部で◯◯杯優勝を目指すため休学しました。大学4年時に◯◯というケガをしました。完治には最低でも6ヶ月以上かかる大きなケガでした。ベンチに腰かけ、仲間のプレーを応援する毎日が続く中、このまま試合にでられず不完全燃焼のまま大学を卒業したら一生後悔が残ると思い、休学を決意しました。

・人生を見つめ直したい


理由例:半年間カンボジアでのボランティアをするためです。勉強が得意な優等生タイプで言われた通りきっちりとやることが得意でした。一方で、決められたことしかできない自分が恥ずかしく、殻を破りたいと思っていました。そこで単身カンボジアに渡り、「道路整備のボランティア」に参加しました。周りは全員外国人、シャワーや水道がない村で、半年も住めるだろうかと当初は不安に思いました。しかし、自分が提案した道路整備の工程表が採用されたことや、つたない英語で現地の人に話しかけ仲良くなれた経験を通じて、自ら行動をおこすことの楽しさに気づきました。休学を選択し、ボランティアに参加したことで大きな気付きを得ることができ感謝しています。

以上、よくある休学パターンとその理由を紹介しました。上記の理由例でわかる通り、なぜ休学したのかという理由に納得感があれば問題ないです。
「なんとなく学校が嫌になった」「就活が嫌になった」といった理由だと、就活を乗り切ることは難しいです。今後休学を考えている人であれば、なぜ休学をするのかしっかりと自分の中で目的や理由を持った上で選択をするようにしましょう。