【就活塾講師が語る】 就活生の陥りがちなミス3選!対策も紹介
- アドバイス
就活は何かと忙しいこともあり、「時間が全然ない……」と話す就活生は少なくありません。
ただし、あれもこれもと忙しくしているとミスが起こりやすいのも事実。
そして就活では、些細なミスが“命取り”になってしまうケースも珍しくありません。
そこで今回は、就活生に日々接している就活塾講師の目線をもとに、就活生が陥りがちなミスを厳選して紹介します。
ミスを防ぐための対策も紹介しますので、「就活で失敗したくない」「できる限りミスを防ぎたい」と考えている人は参考にしてみてください。
目次
就活生のミス[1]応募締め切りが過ぎていた
対策
就活生のミス[2]Web面接で“私生活”が丸見えだった
対策
就活生のミス[3]「好き」という気持ちだけを伝えてしまった
対策
まとめ
就活生のミス[1]応募締め切りが過ぎていた
「インターンの応募締め切りが過ぎていた」「気付いたら説明会の席がすべて埋まっていた」など、スケジュール管理においてミスをしてしまう就活生は少なくありません。
とりあえず受けておこう、と考えていた会社なら「まぁいいか」で済むかもしれませんが、第一志望の会社の応募締め切りが過ぎていた場合には、立ち直れないほど後悔してしまうことも……。
ESは出したけどWebテストを受け忘れていた、ESの文量が想像以上に多くて提出に間に合わなかった、というミスも多いですね。
対策
就活のスケジュール管理で大切なのは、応募企業ごとの「優先順位」をつけておくこと。
なぜなら、絶対に避けなければいけないミスを防げるからです。
ほかの会社のESを書くのに追われていたり、サークルやバイトと就活の日々で忙しく過ごしていたりすると、どんなに気を付けていてもミスは起きてしまうもの。
応募予定の会社の選考スケジュールをすべて正確に把握しておくのはもちろん理想ですが、「すべてを完璧に」という意識が強すぎるあまり、肝心なことが抜け落ちてしまう、といったこともよくある話です。
そこで心掛けたいのが、いちばん行きたい会社の応募締め切りだけは絶対に守る、という意識を持つこと。
自分にとってどの会社(業界)の志望度が高いのか、逆にどの会社は優先度が低いのか、といったメリハリを意識することで「これだけは避けたい」という重大なミスを防げます。
優先度をつけるときは、以下のようなマトリクス表を使ってみても良いですね。「重要度(第一志望群かどうか)」「緊急度(ESの締切は近いか)」といった指標をもとに、企業ごとの優先順位をつけてみましょう。
就活生のミス[2]Web面接で“私生活”が丸見えだった
コロナ渦を経てWeb面接が主流になってきていますが、やはり自宅での面接だと気が抜けてしまう人は多いもの。
キャリアアカデミーの受講生のなかには「上はスーツで、下はパジャマで面接に臨んでしまい、面接中に部屋の扉が開いていることに気付いて立ち上がったら面接官にバレてしまった……」と話す学生さんもいました。
そのほか、クローゼットが開きっぱなしだったり、部屋が漫画や洋服で散らかっていたりするなど、“私生活”が丸見えの状態だと印象はどうしても悪くなってしまいます。
対策
可能であれば、Web面接のときの背景は「白無地の壁」にしておきましょう。
こうした壁がない場合は、“生活感を出さない”ことを意識しつつ、自分の後ろにモノが何もない状態を目指してください。
背景を「モザイク」にしても構いませんが、画像が荒くなったり、表情が暗くなってしまったりする可能性があるので、クリアに明るく映っているかは面接前に確認しておきたいですね。
なお、就活塾キャリアアカデミーでは、Web面接・動画選考の注意点やポイントをお伝えする講座も開講しています。
以下の記事ではWeb面接(オンライン面接)で失敗しないためのポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
オンライン面接で失敗しない3つのコツと当日慌てないための準備【就活】
就活生のミス[3]「好き」という気持ちだけを伝えてしまった
「好き」という気持ちだけを伝えてしまい、書類選考や面接に落ちる……といった光景もよく見られます。
特に「B to C」の業種を志望する就活生にありがちですね。
B to Cとは、モノやサービスを個人(一般消費者)に直接提供するビジネスモデルのこと。
小売業や飲食業、食品業界、エンターテインメント業界などが当てはまります。
「好き」という気持ちを伝えること自体は悪くないですが、問題なのは「好き=意欲が高いことが必ず伝わるはず」という誤った認識をもってしまうこと。
これが問題なのは、たとえば映画会社の場合、そこを受けるほとんどの学生は映画が大好きだから。
つまり「好き」というのはあくまで前提に過ぎず、それだけでは周りの学生と差別化できないんですね。
ちなみに私(筆者)が以前勤めていた大手映画会社で、人事部の新卒採用担当として大学で会社説明をしたとき、ある男子学生が「映画が超好きなので、ぜったい入りたいです!よろしくお願いします!」と声をかけてくれたことがありました。
同じ“映画好き”としてはかなり嬉しかったのですが、採用の立場からするとこうした学生さんは山ほどいるので、残念ながら印象に残らないんですね。
そしてこの学生さんに限らず、ESや面接の志望動機で「映画が好きです!なので自分も人に感動を与えられる映画をつくりたいです!」と話す学生さんは後をたちません。
対策
「好き」という気持ちを伝えずに意欲を伝えるには、「行動」で示すしかありません。ここでいう行動とは、次のようなことを指します。
たとえば「2022年サッカーW杯」をテレビの前でただ見ていた人と、実際に開催国のカタールまで行き、出場国32チームの戦術を比較したうえで、どうしたら日本が決勝トーナメントに行けるかを考えた人とを比べると、同じ「サッカーが好き」という人でも、それぞれの本気度の違いは明らかですよね。
これは極端な例ではありますが、実際のところ、就活の場面では「ゲームが好き」「食べるのが好き」「海外が好き」といったことだけで留まってしまう人が多いのも事実。
そしてこれは裏を返すと、“あと一歩”行動するだけで、ほかの就活生と大きな差をつけられるということを意味します。
まとめ
就活生の陥りがちなミスと、それぞれの対策をお伝えしました。今回紹介した内容をまとめると、以下のとおりです。
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