通信業界の魅力を現役社員が語る。「通信って難しそう」と思った就活生必見！
- 企業研究
こんにちは！通信会社で働いている筆者が、就活中の皆さんに向けて通信の魅力をお伝えします。早速ご覧ください！
目次
通信業界とは
通信業界を取り巻く環境
通信業界の魅力
覚えておきたい通信用語
通信業界とは
通信とは古くは電話、現代ではインターネットなど人々のコミュニケーションに活用されてきました。また、現代においてはその重要性からインフラとしての側面も強く、世の中にはなくてはならない”モノ”として多くの人々の生活を支えています。
通信は大きく「固定通信」と「移動通信」に分類されます。その特徴について解説していきます。
固定通信・・・物理的なケーブルを引き込み、自宅やオフィス、学校など決まった場所でインターネットを提供する通信になります。代表的なサービスに光回線、ADSLが挙げられます。通信速度が速く、安定性が高く、膨大なデータを扱えるのが特徴です。
移動通信・・・外出先や移動中など場所を選ばず、インターネットが提供可能な通信になります。４Gや５Gが代表的なサービスになります。固定通信と比較して速度や安定性に課題がありましたが５Gの登場により、課題は解消されつつあります。
通信業界を取り巻く環境
誰もがスマートフォンを所有し、インターネットが不可欠な時代になっており、今後もますます需要が増大していくことが想定されています。また、スマートフォンだけでなく、家電や車などより多くのものがインターネットに接続するようになり、2023年現在、インターネットに接続されている機器は340億を超えているといわれています。動画配信、SNSなどのコンテンツを利用するためには必ず通信が必要になることは忘れてはいけません。ビジネスシーンを見ても、コロナ禍でのリモートワークやDXを推進するためには、通信の力が必要になります。
一方で、インターネットの利用が増えたことでサイバー攻撃も急激に普及し、金銭被害や企業の業務停止などが起き、セキュリティの強化が重要視されています。とはいえ、世の中に必要なものであることには変わりなく、これからも十分に伸びていく業界だとお分かりいただけるかと思います。
通信業界の魅力
これまでご説明した内容を踏まえると、通信はインフラに過ぎず、変化のないモノだと思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか？そんなことはありません。
「何をインターネットに繋げ、どんな利便性を生み出すのか」を考えることができるのが通信の魅力です。通信業界では様々な企業とアライアンスを組み、新しいサービスを検討し、世の中に新たな利便性を生み出すことができるのが醍醐味です。
また、コロナ禍でのリモートワークの普及や働き方改革など社会課題の解決から、災害時のライフラインを支える社会貢献性の高い事業でもあります。
「新たな利便性を”生み出す”仕事」と「なくてはならないインフラを”支える”仕事」どちらにも携わることのできる非常に魅力的な業界だと考えています。
覚えておきたい通信用語
通信業界の魅力はご理解いただけたでしょうか？魅力的だけど難しそうと思われた方に向けて、これだけは覚えておきたい通信用語をご紹介いたします。
①IoT
「モノのインターネット」と呼ばれています。さまざまなものにセンサーと通信技術を埋め込み、モノに新たな技術を生み出すことです。自動運転やスマートキーなどにもこの技術が使われています。
②５G（第5世代移動通信システム）
最新技術を十分に使いこなすためには、高速、大容量かつ安定性が求められます。５Gでは、従来の４Gと比較し、20倍の速度かつ1/10の遅延で通信が行えるといわれています。外出先でストレスなく動画を視聴することから、安全な自動運転を実現することまでさまざまシーンで活用が期待されています。
③StarLink
アメリカのSpaceXが提供する通信衛星を利用したインターネットサービスです。
これまでは通信インフラが整備された地域でしか、インターネットは利用できませんでしたが世界中のどこからでもインターネット通信が利用できるようになります。また、従来の衛星通信と比較し、低軌道の衛星を使うため、衛星通信の弱点であった遅延の解消が期待されています。ロシアのウクライナ侵攻の際にウクライナに提供されたことで話題になりました。
今回は通信業界についてお話ししました。
”生み出す”仕事と”支える”仕事の両面を経験でき、これからの普及も期待できる非常に魅力的な業界です。
ご興味持っていただけた方は、是非挑戦されてみてはいかがでしょうか。
