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就活で鬱っぽい、苦しいと感じる原因とその対策

就活生へのアドバイスAdvice

就活で鬱っぽい、苦しいと感じる原因とその対策

アドバイス

社会人への第一歩を踏み出す就職活動。緊張するし不安にもなるし、焦りますよね。でも、みなさんは決してひとりぼっちではありません。「鬱っぽい」はできれば避けたい。「鬱っぽい」になる前にどうすればいいか、気休めではなくて、具体的にできることをお伝えしたいです。リラックスしてお茶でも飲みながら読んでみてください。

目次

「~しなければならない」と深刻になりすぎていませんか
ちょっと疑ってみよう。それ思い込みでは?
自分を自分でおさえつけていませんか。
俯瞰して自分を見るチカラ

就職活動は手伝ってもらうのが正解!
「助けて~」と言える自分になろう
他者との対話を通して見えてくる自分がいる

「~しなければならない」と深刻になりすぎていませんか

ちょっと疑ってみよう。それ思い込みでは?

「自己理解、職業理解、インターンシップ、SPI対策、OB/OG訪問、面接対策、、、頭パンクしそう。こんなにたくさんのこと、わたしにできるのかな?」
この記事を読んでいる方はそんなふうに思っている方が多いのではないでしょうか。これまでの人生をとても真面目に生きてこられた方だと思います。
そんなあなたはあれもこれも、そしてすべてを完璧に「しなければならない」と思い込んでいませんか?

『やるべきこと』は人によって内容も深さも違います。あなた自身にとって必要な活動内容を具体的に考えましょう。自分にとっての本当に『やるべきこと』が具体的になれば少し落ち着けます。あとはひとつひとつ実際に手を動かし足を動かし実行すればいいのですから。
漠然と頭の中でだけ、「あれもこれもやらねばならない、でもそんなにはやれない(泣)」となっている状態がマズいです。深呼吸して整理しましょう。この整理も、一人でやらなくていいんです。手伝ってもらえばいいんです。

自分を自分でおさえつけていませんか。

自分自身の本当の気持ちをそっちのけで、周りの期待に応えるためや「どうせやらなきゃいけないし」という抑圧状態で動いていると、就活はうまくいったとしてもその先の人生で、きっとモヤモヤイライラが噴出します。

自分を大切にしてほしいです。もちろん、すべては自分の願い通りにはいきません。でも、すべてを相手に合わせる必要もありません。どこで折り合いをつけられるのか、それが企業や仕事を選ぶ基準にもなりますよね。

就職活動は人生の大切な岐路。いいタイミングでもあります。ぜひ、わがままに正直に自分と向き合うことをやってみてください。仮に「働きたくない」と思っているとしても、その気持ちとしっかり向き合って、「なぜ働きたくないのか」の根っこを知れば、もしかしたら逆にとてもいい就職活動ができるかもしれません。真面目に、でも深刻にはならずに、自分ときちんと向き合うことが大事です。そして、これも人に手伝ってもらっていいんです!

俯瞰して自分を見るチカラ

責任感の強い人や完璧主義の人、あとそうですね、心配性の人。そんな人ほど、自分を別の自分が見るチカラ、いわゆる「メタ認知」をやってほしいです。昔、上司に言われました。「洗濯機の中でぐるぐる回ってる自分をもう一人の自分が洗濯機の淵から眺めていられるようにすること」と。その時は「なんのこっちゃ?」と思いましたが、自分がうつ状態になったときに鮮やかに思い出された言葉です。

今の自分を、自分の真上から、幽体離脱したもう一人の自分が眺める感じです。「あー、自分今なんかヤバい感じかも」など、冷静に自分を見る目を確保する癖を身につけたいですね。就職活動中だけではなく人生で役立つ「すべ」です。カラッとした自分でいろんな自分を観察するチカラをつけましょう。自分自身に飲み込まれなければ、たいていなんとかなるんです。

就職活動は手伝ってもらうのが正解!

「助けて~」と言える自分になろう

助けてもらってぜんぜんいいです。だって、わからないんだから。苦しいんだから。
活用できるものはすべて活用する。でも、実際に一歩踏み出すことはあなたしかできません。ぜひ勇気を出して相談できる民間サービスや行政機関に相談してみてください。きっと歓迎してくれます。
これも就職活動に限った話ではなく、就職してから仕事で困った時、プライベートで困った時も同じです。
「自立とは頼れる人や場所をたくさん持つこと」だとどなたかが言っていました。本当にそうだと思います。
恥ずかしいといった気持ちはいったん横に置いて、自分をオープンにして相談してみることが大事です。

他者との対話を通して見えてくる自分がいる

静かに自分と向き合うことをやったら次は他者と話をしてみましょう。ジョハリの窓ってご存じですか?自分が知らなくて他者が知っている自分もいます。あなたのこれまでの活動を他者に話した時に、他者が発見してくれるあなたがいるかもしれません。就活の相談機関であれば「あなたのいいところ発見」を一緒にやってくれます。恥ずかしいことなんて何もありません。相談相手は、何人もの人の話を聞いてその人の良さを発見しつづけている就活相談のプロです。ぜひ活用してください。

みなさんが、前向きに自分らしく就職活動に取り組めますように。

みなさんが、きげんよく生き生きと働き出せますように。

 

執筆:就活塾 キャリアアカデミー講師 光武明子
大手総合スーパーで15年勤務。店舗マネジメントを経験後、本社で人事業務に従事。多忙を極め自主退職。失業期間中のハローワーク相談をきっかけにキャリアコンサルタントとしての再出発を決意。現在、大学生の就活支援13年目。