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【ES】大手企業を突破した、自由書式・白紙エントリーシート書き方のコツ:「あなたを自由に表現してください」 何を書けばいい?

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【ES】大手企業を突破した、自由書式・白紙エントリーシート書き方のコツ:「あなたを自由に表現してください」 何を書けばいい?

エントリーシート(ES)

企業によっては、様々なエントリーシートの方式がありますが、自由書式で記述する白紙ESに頭を悩ませている方もいるのではないでしょうか?

白紙ESの中でも特に多い設問は、「あなたを自由に表現してください」といった設問です。

今回は、大手飲料、化粧品、玩具メーカーの白紙ESを突破した筆者が思う、書き方のコツをお伝えします。

目次

白紙ESをだす企業の意図
基本は自己PR
幼少期のエピソードから自分を表現する
軸を通す
読み手を思い、心をこめて書く
白紙ESの記述例

白紙ESをだす企業の意図

そもそも企業は、なぜ白紙ESを就活生に書かせるのでしょうか。

白紙ESをだす企業の特徴としては、2点があげられます。1点目は倍率の高い企業であることです。大手企業となると、採用倍率は何百倍となります。そのため、労力のかかるエントリーを課すことで、志望度の低い就活生のエントリーを防ぐ意図があります。

2点目は、個性を大事にする企業であることです。白紙ESをだす業界としては、広告業界、エンタメ業界、BtoCメーカーなどが挙げられます。「個性のある人」「表現力のある人」などが求められる業界では、白紙ESが出題されることが多いです。企業は、定形の文章だけではわからない「その人らしさ」を知りたいと思っているのです。

基本は自己PR

「白紙だから、クリエイティブでキャッチーなESにしなければ」と考えてる人もいると思います。しかし、基本は自己PRと変わりません。大切なことは、あなたがどんな個性や特徴を持っているのか、が伝わることです。

インパクト大であっても、あなたがどんな人なのかESから伝わらなければ選考は突破できません。

まずはESを書き始める前に、企業に伝えたい、自分の個性や特徴、強みがどんなものであるか、整理しましょう。

 

幼少期のエピソードから自分を表現する

なぜ幼少期からのエピソードを記載するかというと、「自分の人柄」に説得力が増すからです。

例えば、自分の人柄が「逆境に強い」ことであった場合、その人柄を証明するエピソードが、「大学時代のテニスサークルで、怪我を乗り越え試合に出場したこと」だとします。このエピソードに加えて、「小学生の頃、親の海外赴任のため、3か国で暮らし、うまく馴染めず寂しい思いをしたが、アメリカ人と中国人、オーストラリア人の友達ができた」というエピソードを盛り込むことで、「小さい頃から慣れない地でもめげずに、言葉の通じない友達と仲良くなる努力をしたんだな」ということが伝わり、「逆境に強い」という人柄を証明することができます。

人間の本質的な性格は、幼少期の経験に大きく影響を受けていると言われています。行動の根源を探っていくと、小さい頃の経験に基づいていることが非常に多いです。そのため、大学時代のエピソードをもとにした「強み」があった場合、幼少期に同じような経験や、その強みのもととなる経験をしていないか思い出してみましょう。なかなか思い出せない人は、幼いころの自分について、両親や親戚に聞いてみてもよいでしょう。

 

軸を通す

前章で、「幼少期のエピソード」を書くことをおすすめしましたが、ただ幼少期の思い出を書けばよいということではありません。

例えば、「小さい頃は家の中で、想像を膨らませながら、お絵かきをすることが好きでした」というエピソードと、「大学ではテニスサークルで大勢の人を巻き込みました」というエピソードが記載されていた場合、両者のエピソードから、どのような特徴を持った人なのか分かりづらく、ちくはぐな印象を受けます。

「小さい頃は家の中で、想像を膨らませながら、お絵かきすることが好きでした」というエピソードと、「大学では、文芸サークルで執筆活動に力をいれました」というエピソードであれば「想像力があり、クリエイティブな活動が好きな人」と読み手が推察することができます。

上記の例のように、幼い頃の自分→大学生の自分で「軸」を通すことが重要です。

とはいっても、幼い頃から性格がずっと同じである人はいません。様々な経験を通じて、今の人格が形成されているからです。そのため、幼少期と今の自分が大きく変わったのであれば、変わるきっかけとなった経験がなんであるのか、よくよく掘り下げてみてください。必ずきっかけとなる体験や出来事があるはずです。

 

読み手を思い、心をこめて書く

白紙ESを書くのは、とても労力がかかりますよね。一方で「自分のことをあますことなく伝えられるチャンス」でもあります。

文章のみのESだと、300字、400字など文字制限があり、1つのエピソードしか具体的に記載することができません。

一方、白紙ESですと、自由に書く内容を決めることができ、様々なエピソードを盛り込めます。また、写真やイラストを加えることで、読み手に、その時の情景を想像させやすいというメリットもあります。

「自分のことを知ってほしい、伝えたい」という気持ちで、あますことなくエピソードを盛り込みましょう。その際のポイントとしては、「読み手を思い、心をこめて書く」ことです。

自分を知ってほしいという思いから、白紙ESに細かい字でみっちり文章を書いた場合、読み手はどう思うでしょうか。「伝えたいという熱意は伝わるけれど、細かい文字を読むのは大変だな」と感じるはずです。

読み手が、白紙ESを手にとった時に、視覚的にわかりやすく、文章の内容も伝わりやすいことが大切です。

タイトルや見出しをつける、色をつける、イラストや写真を添えるなど、読み手にとって、わかりやすく、読み進められるような工夫をしましょう。

読む人の視点に立ち、心をこめて丁寧にかいたESは、人事の目にとまるはずです。

 

白紙ESの記述例

具体的にどのような形式で白紙ESを書けばよいか迷う人もいると思います。

以下、実際に選考に通過した白紙ESの記述例を紹介します。

<記述例>
・五角形の図を書いて、自分の特徴を表す
・人生ゲームのイラストを書き、1コマ1コマに自分史を書く
・4コマ漫画で、自己PRのエピソードを書く
・自分新聞をつくり、見出しごとにエピソードを書く
・人生グラフをつくり、挫折経験をどう乗り越えたか記述する

いかがでしょうか。読み手の目に留まるように、工夫をされていることがわかりますね。

繰り返しにはなりますが、大切なことは「キャッチーさ」ではなく、ESを見た時に、「自分の個性や特徴」がわかりやすく伝わることです。この点は忘れずに、記載してみてください。

 

以上、自由書式・白紙ESの書き方のコツをお伝えしました。少しでも参考にしていただけると嬉しいです!白紙のESに限らず、ESを書くのが苦手という人は、就活支援サービスを活用してみてもよいでしょう。例えば、「就活塾キャリアアカデミー」では、ES指導はもちろん、自己分析、業界・企業研究、面接練習など、就活に必要なことを全てサポートしています。自分1人で就活対策をすることが不安な方は、活用を検討してみてください。10年以上にわたり、数千人の学生さんと接してきた経験・ノウハウをもとに、人事経験をもつ講師が就活をサポートします。まずはぜひ「無料説明会」にお越しください!