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人気の大手玩具メーカーに内定を取るまでの取り組みをお伝えします

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人気の大手玩具メーカーに内定を取るまでの取り組みをお伝えします

面接

今回は、これといって資格も強みもない筆者が大手玩具メーカーに内定を獲得するまでの就活についてお話をしたいと思います。「強みがない……」「ガクチカがない……」と大手企業への内定に自信がない方、必見の内容です!

目次:

「大手玩具メーカーに行きたい!」けれど自分には無理?
面接のコツ1 深掘り
面接のコツ2 正直さを見られている?
面接のコツ3 “はたらく”を理解する

 

「大手玩具メーカーに行きたい!」けれど自分に無理?

就活生時代、「某大手玩具メーカーに行きたい!」と意気込んでいた筆者。そんな想いとは裏腹に、取り立てて誇ることがないごく普通の大学生でした。その上、就職活動を始めたのは、大学3年生の秋。決して早くない、むしろ出遅れとも言えるスタートです。実際に就活が始まると、次々と選考企業からお祈りメールが送られてくる日々……。このままでは「1社に内定をもらうことすら危ういのではないか……」と思い一念発起、徹底した対策をして無事、第一志望であった玩具メーカーから内定をもらうことができました。内定獲得に向け具体的にどのような行動したかについて、お話をしていきたいと思います。

就職活動でやるべきことは、

 ・自己分析
・企業研究
・ES
・Webテスト
・GD
・面接対策

など、たくさん挙げられます。
もちろんすべてをカバーする必要があるのですが、その上で「面接」に重点を置きました。
面接に重点をおいた理由は単純で、選考におけるウェイトが最も高く、面接を制さずには内定をとることができないからです。

面接のコツ1 深掘り

面接でされる質問は、基本的な内容から突飛なものまでさまざまです。
すべての質問を網羅することはできないので、基本的な質問に対する回答の深さにこだわることにしました。私は、「5W1H」で深掘りをしました。

例1
玩具メーカーの選考でよく訊かれる「好きな玩具とその理由を教えてください」という質問を題材に深掘りすると次のようになります。
【好きな玩具】 たまごっち
↓ 「なぜ」たまごっちが好きなの?
「設定がリアルだから」
↓「どういった」ところがリアルなの?
「お世話やケアを怠ると育てたたまごっちが死んでしまうところ」
↓「いつ」そう思ったの?
「小学生の頃、育てていたたまごっちのお世話を怠ったことで死んでしまい、当時とても悲しかった」
↓この経験を通して「どのような」ことを学んだ?
「子どもながらに死について考える機会になった、命を大切にしようと思った」

上記のように「なぜ?」「いつ?」「どのような?」と分析していくと、回答が深まります。

「好きな玩具」+「その理由」+「経験」+「学んだこと」を合わせて組み立てた内容が以下です。
好きな玩具はたまごっちです。理由は「死」というリアルなものを幼少期の私に教えてくれたからです。小学生の頃、学校から家に帰ると大切に育てていたたまごっちが死んでしまっていました。とても悲しかったものの、命を大切にしよう、と思えるきっかけを与えてくれました。玩具は、子どもにとって、世の中についてよく知るきっかけを与えてくれるものだと思っています。

いかがでしたか。「5W1H」で深掘りをしてくと自身の考えを整理することができ、内容をより具体的にすることができます。

面接のコツ2 正直さを見られている?

第一志望の玩具メーカーの二次面接で「好きな玩具は何ですか?」と質問をされました。
私はそのメーカーの商品を挙げるか、競合他者の商品を挙げるか迷ったのですが、正直に答えようと後者を選び、その玩具にまつわる幼少期の思い出を熱く語りました。
面接を終え「素直に答えすぎた……これは落ちたな……」とあきらめていたのですが、結果は無事突破。内定後に面接担当者だった方に話をきくと、「嘘がない(つけない)ところがよかったから、次の選考に上げたよ」と教えてもらいました。まさに”正直の頭(こうべ)に神宿る”です。嘘をついていたら、面接担当者に取り繕っていることを見抜かれ、落ちていたかもしれません。つくづく、正直でいることが大切だと実感しました。

面接のコツ3 “はたらく”を理解する

ある面接において、就活におけるヒントをもらったことがあります。私のガクチカは、映像制作サークルで短編映画を作ったエピソードでした。監督やリーダーとしてではなく、あくまでもメンバーのひとりとして参加しただけだったので、派手さもなく、まったく自信はありませんでしたが、これをそのまま面接で話しました。すると、聞き終えた面接担当者は、「映像制作ってさまざまな役割 (カメラ・照明・出演者など) の人が関わって一つのものを作り上げていますよね。それって会社で働くことに似ていますね」と感想を教えてくださいました。
この言葉をきっかけに、会社で“はたらく”ことについて改めて考えることができたのです。企業では、多くの人と人が自身の役割を分担し、一つの大きな目標に向かって仕事をします。個人のすることに派手さが必要なのではなく、横と横の繋がり、つまり他者とどのように協力し成果を上げるのかが大切なのだと気づくことができたのです。以降の面接においては、この点を意識し、チームとして成果を出すために、自身がどのように他者に働きかけたのかを伝えるようにしました。
すると、落ち続けていた面接にすっと通るようになったのです。選考がうまくいかないなど悩まれている方は、改めて「会社で働くこと」がどういうことなのか、ときには周りの社会人に相談しながら考えてみることもよいと思います。

今回は、私個人の就活体験談をお伝えしました。
この記事の内容が少しでも読んだ方の就活のヒントになれたら幸いです。
みなさん一人ひとりが納得のいく就活ができるよう応援しています!

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この記事の著者:就活塾 キャリアアカデミー  講師 山崎
就活塾 キャリアアカデミーは、就活生一人ひとりが自分にとっての「納得の内定」を
獲得できるようにサポートする東京・池袋の就活塾。元人事・採用経験者や、
国家資格キャリアコンサルタント保有者など約30名の講師を揃え、就活のノウハウを
伝えるだけにとどまらず、「社会人として求められる能力や考え方」の向上をめざした
指導を目指しています。
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