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IT業界の面接で差をつける4つのポイント

就活生へのアドバイスAdvice

IT業界の面接で差をつける4つのポイント

面接

こんにちは!近年人気のIT業界を志望する学生に向けて、周りの就活生と差をつけるポイントを現役IT企業社員が紹介します。

目次

1.ITに関する知識を身に着けよう

2.競合他社比較をしっかりと

3.その会社で成し遂げたい夢を語ろう

4.夢の実現に向けたビジョンを語ろう

 

新型コロナウイルスの流行やインターネットの急激な普及により、近年IT業界を志望する学生は増えてきています。多くの就活生に埋もれないために面接の際に実践すべきポイントを解説しますので是非ご覧ください。

1.ITに関する知識を身に着けよう

知識というとIT系の学部出身であることや、資格取得をイメージされる方も多いのではないでしょうか。

IT企業、特に新卒市場においてはIT系学部の卒業生や有資格者だけを求めているわけではありません。(技術系研究職はその限りではありませんが・・・)

新卒の就活においては業界研究、企業研究をしっかりとしていれば問題ありません。

業界や企業に関する知識があれば、志望動機や入社して実現したいことが具体的に語れるようになります。

業界のトレンドや企業の強みを理解することは、どの業界を志望する上でも必要です。

ただ、一つ異なるのは、IT業界の場合は移り変わりが激しいため、都度、情報をアップデートする必要があります。常に新しい情報にアンテナをはる意識を持ちましょう。

2.競合他社比較をしっかりと

近年のIT化により、IT業界を志望する学生と同じくして、IT企業の数も非常に増加しています。

IT業界を中心に就活を進めている学生目線で考えると門戸が広がっており、希望の業界で働ける可能性が高いと言えるのではないでしょうか。

ただ、その一方で、数あるIT企業の中でなぜその会社で働きたいのか、企業ごとの志望理由や実現したいことが、明確に持てないという問題が起こる可能性があります。

この問題を回避するために、競合他社比較をして、強みの理解や差別化を図ることが必要です。下記、比較する際にご確認いただきたい要素をいくつかご紹介します。

①ソリューション(製品やサービス)

一言でIT企業と言っても取り扱うソリューションにより顧客の課題解決の方法が異なります。企業が取り扱うソリューションを用いて課題をどのように解決していきたいのかをしっかりと語れるようにすることで、「実現したいことの具体性」や「想いの強さ」が、企業に伝わりやすくなります。

ソリューションを理解するためには、各社のWebサイトや四季報、業界地図を用いることが効果的です。

②顧客

実現したいことの具体性を語る上で重要な要素になります。

例えば、教育のICT(Information and Communication Technology)化を実現したいとした時に、顧客が公共団体なのか教育業界なのかによって教育のICT化に対するアプローチも変わってくると思います。

公共団体が顧客の場合は、PCやLAN環境を学校に整備するなど主にハードを取り扱った直接的なアプローチ機会が増えてくると思います。

一方で、教育業界が顧客の場合は、教育業界の知見をもとにアプリケーションやソフトウェアを共同開発し、教育業界から学校や学習塾にソリューションを提供する間接的なアプローチ機会が増えると思います。

志望する企業の顧客を正しく理解することは、実現したいことをより具体的にイメージするためにとても重要です。

顧客を理解するためには、各社のWebサイトや四季報、OB/OG訪問などが効果的です。

③業界での立ち位置

こちらはIT企業に限った話ではありませんが、志望動機の熱意を強めるために必要な要素です。

例えば、リーディングカンパニーとベンチャーでは強みが異なります。リーディングカンパニーの持つ特徴とベンチャーの持つ特徴を整理し、ご自身のこれまでの経験や価値観に照らし合わせることで熱意の伝わる志望動機になります。

業界での立ち位置を理解するためには、四季報、業界地図が効果的です。

④企業風土や社員の雰囲気

志望理由や実現したいことを作成する対選考に向けた要素だけではなく、納得のいく就活にするためにも非常に重要な要素になります。

社会人になると業務や社員の方との人間関係に多くの時間を費やすわけですから、会社や社員の方の雰囲気とご自身がマッチしているかは非常に重要です。

会社のブランドや業務内容に惑わされず、会社説明会やOB訪問を通じて感じたご自身の感覚は大切にしてください。

3.その会社で成し遂げたい夢を語ろう

入社して実現したいこととほぼ同義になりますが、IT業界においてはポイントがあります。

繰り返しになりますが、IT技術の進歩は著しく数年前の不可能が現在は当たり前になっていることもよくあります。

これを踏まえると、入社して実現したいことは未来に当たるわけですから、今実現できている範囲で語ることは避けるべきだと考えています。理由として、今実現できていることであれば、あなたでなくても実現できてしまうからです。現在のIT技術が進歩した未来で実現したいことを語る必要があります。

ただし、非現実的すぎる内容でないこと、成し遂げたいことを実現するフィールドにその会社がふさわしいかは、検討する上で注意が必要です。

4.夢の実現に向けたビジョンを語ろう!

最後にその会社で成し遂げたい夢を実現するためのビジョンの考え方についてお伝えいたします。成し遂げたい夢はいわゆる”最終的な目標”にあたりますが、目標を達成するためには”プロセス”を示していく必要があります。

プロセスを考える上では、どの部署でどんな目的意識をもって仕事をしていくのか、経験を積んでいきたいのかを説明できるようになると、説得力のある”ビジョン”になります。

志望企業にどんな部署があるのか、どんなスキルアップ制度があるのか、会社説明会やOB/OG訪問を通じて確認していく必要があります。

 

いかがでしたか?以上を意識していただくと周りの就活生と差がつき、志望動機や入社して実現したいことが語れるようになると思います。基本的には他の業界と違いはありませんが、ちょっとした工夫で大きな差が生まれると思います。是非参考にしてみてください。

 

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この記事の著者:就活塾 キャリアアカデミー 

就活塾 キャリアアカデミーは、就活生一人ひとりが自分にとっての「納得の内定」を
獲得できるようにサポートする東京・池袋の就活塾。元人事・採用経験者や、
国家資格キャリアコンサルタント保有者など約30名の講師を揃え、就活のノウハウを
伝えるだけにとどまらず、「社会人として求められる能力や考え方」の向上をめざした
指導を目指しています。

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