就活生が1度は間違える!面接での言葉遣い 20選
- 面接
就活では、企業の人事や、面接官、OBOGなど、目上の人と話す機会が多いです。
日常会話で使っている言葉が実は失礼だった、敬語を正しく理解しておらず、誤った言葉の使い方をしていたなどはよく聞く話です。
今回、就活生がよく間違える言葉遣いと、正しい言葉遣いをご紹介します。参考にしてみてください。
目次
敬語の使い方が誤っている
敬語は「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があります。
尊敬語:相手の動作や状態などに敬意を払う言葉です。面接では、面接官やその他の会社の人(OB訪問した際の先輩社員など)について話すときは尊敬語を用います。
謙譲語:謙譲語は自分のことをへりくだって言う言葉です。面接で自分のことを話すときに用います。
丁寧語:「です」「ます」など、話し手が聞き手に対し、尊敬の気持ちを込めて丁寧にいう際に用います。
敬語の使い方が誤っている例としては、「私のお考え」というように、自分側の動作やものごとを立ててしまうといったものです。
相手を立てる言葉なのか、自分のことをへりくだって言う言葉なのか、しっかりと使い分けられるようにしましょう。
<具体例>
×お伺いします
◯伺います
×申されていました
◯おっしゃいました
×おられますか
◯いらっしゃいますか
二重敬語
二重敬語とは、同じ種類の敬語を重ねて使ってしまうことです。例えば、「おっしゃられる」は、「おっしゃる(尊敬語)」と「〜れる(尊敬語)」というように、尊敬語を繰り返しつかっています。このような二重敬語は日本語として誤りなので、気をつけましょう。
<具体例>
×おっしゃられる
◯おっしゃる
×拝見させていただきました
◯拝見しました
×ご覧になられる
◯ご覧になる
×話させていただきます
◯申し上げます
目上の人に使うと失礼な言葉
日常会話ではよく使うけれど、目上の人に使うと失礼な言葉づかいがあります。
以下具体例を確認してみてください。
<具体例>
×了解しました
◯承知しました/かしこまりました
×すみません
◯申し訳ございません
×なるほど
◯わかりました
×参考になりました
◯勉強になりました
×わかりません
◯存じ上げません
×~になります
◯~です/~でございます
×どうしますか
◯いかがなさいますか
×なるべく
◯できる限り
×~なんですけど
◯ ~なのですが
×ご苦労様です
◯お疲れ様です
×話してた
◯話していた
状況によって使い分ける必要がある言葉
言葉の文法に誤りはないが、使うタイミングや状況によって、使い分ける必要がある言葉があります。例えば、「貴社」と「御社」が挙げられます。どちらも相手の企業を指す言葉ですが、
「貴社」は書き言葉、「御社」は話し言葉です。そのため、エントリーシートに記載する際には、「貴社」と書き、面接で話す時には「御社」と言います。
<具体例>
×貴社
◯御社
×よろしかったでしょうか
◯よろしいでしょうか
確認しているのは現在なので、「よろしかった」という過去の表現を使うことはNGです。ただし、過去の内容について、「発注した品は◯◯でよろしかったでしょうか。」と表現することは間違いではありません。
いかがでしたか。
面接の際は、正しい言葉遣いで話せるようにしましょう。
また、頭ではわかっていても、スムーズに正しい言葉遣いができないこともありますよね。日頃から正しい言葉遣いで話す練習をしておくと安心です。
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