【人事の本音】大手企業の人事に訊く、学生を見ているポイント4つとは|就活塾「キャリアアカデミー」公式ホームページ

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【人事の本音】大手企業の人事に訊く、学生を見ているポイント4つとは

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【人事の本音】大手企業の人事に訊く、学生を見ているポイント4つとは

アドバイス

就活塾 キャリアアカデミーは、現役人事や元採用担当など、新卒採用担当や人事の経験者、また現役人事コンサルタントなど、人事経験者を中心に講師を揃えています。キャリアアカデミーで働く大手IT業界で働く現役人事に、学生を見ているポイントについて、スタッフがインタビューしました。現役人事のリアルな意見を紹介したいと思います!

目次:

大手企業で働く現役人事にインタビュー
学生に必ず聞く質問とは?
業界や企業ならではの着眼点は?
どんな人柄の人を採用したいと思う?
チームプレーの経験がなければ面接に落ちるの?

大手企業で働く現役人事にインタビュー
1.学生に必ず聞く質問とは?

学生の方に必ず聞く質問があります。それは、「学生時代に一番誇れるもの・あなたの自信作は何ですか?」といったものです。質問の内容はガクチカに近いのですが、その人が学生時代に打ち込んだこと、最も熱量を入れて取り組んだことをきかせて欲しいと思っています。

2.業界や企業ならでは着眼点は?

私が所属するIT企業では、採用面接の方法として、コンピテンシー面接※を行っています。勤めている会社では、IT業界の中でもプロジェクトをマネジメントする業務が多く、自社だけでなく複数の会社を巻き込みながら、プロジェクトを指揮しなくてはなりません。そのため、求める学生の人物像として、他者を巻き込んで一つの物事を達成した経験や能力があるのかが大切になってきます。チームや組織をつくったり、他者を巻き込んでプロジェクトを達成したことがある学生がいたら、採用したいと思います。
たった数名程度のチームをまとめたことと、数10人、数100人をまとめた経験はかかる労力も能力も違ってくるため、エピソードの「規模」や、どのくらいの期間取り組んだのかが分かる「長さ」も注意して聞いています。
規模や長さを重視する理由としては、その学生が入社した場合、どのくらいの「再現性」を持っているのかを知りたいからです。学生時代に数百人のチームをまとめて長くプロジェクトを進めた経験がある方であれば、入社してからもその能力を発揮してくれると思うからです。加えて、「動機」も大切にしています。「どうしてその物事を達成したいと思ったのか」など、動機まで詳細に話せる人の話は事実だと思いますし、本心だと思うからです。

※コンピテンシー面接とは
コンピテンシー(competency)は能力や資格と訳されますが、採用活動においては、自社で活躍する人材が持っている行動特性のことを指します。一般的な面接は、志望動機や自己PR、キャリアプランなど幅広く質問し、総合的に優秀かどうかで合否を決めます。一方、コンピテンシー面接では、自社で活躍する人材の行動特性を学生が持っているかどうかが重要です。コンピテンシー面接は、一般的な面接よりも質問を重ね、回答を深掘りされる傾向があります。たとえば、「グループの中での役割は?」「具体的なエピソードは?」「どのような課題があったか?」「課題に対して具体的にどのような行動をとったか?」「どのような結果になったか?」などです。評価基準である「コンピテンシーレベル」があり、一般的にレベル3以上あれば高いレベルだと言われています。

コンピテンシーレベル

3.どんな人柄の学生を採用したい?

人柄で見ているポイントは、ひとりよがりではないということです。
結局、大きなチームであっても、自分ひとりだけがやりたいから、チームを引っ張っている人はひとりよがりなわけで、他者をいかにエンゲージさせて、焚き付けたのか、やる気にさせたのかなどを面接では聞いています。チームのモチベーションを醸成するためにした具体的な行動を聞くということですね。たとえば、「チーム全員と1on1でミーティングをして話を聞き、ひとりひとりのニーズをなるべく叶えられるように行動した」という学生は、採用します。自分の想いだけでなく組織をどう巻き込み動かしたのか、「自分だけでなく他者のためを想える、ひとりよがりでない人柄」であるかどうか、が大切な気がしています。

4.チームプレーの経験がなければ、面接に落ちるの?     

全員が全員、他者を巻き込んだ経験がある方ばかりでないと思います。その他にも採用をしたことがある学生さんの特徴としては、「熱中した経験がある方」や「熱量がある方」です。
実際に私が出会った、SE志望の学生さんを例に出すと、大学時代にどうしても成し遂げたい研究があったようで、様々な本や文献を読んで勉強をすることはもちろん、知見を持っている方を探して、実際に話を聞きに行ったりと、ありとあらゆる手段を使って情報収集をして、研究に熱中していた方がいました。
その研究に没頭するあまり、大学を2年留年したらしいのですが、一つの物事に熱中する、その熱量がすごいと感じ、採用したことがあります。
チームプレーなどの経験をしていなくてもバイタリティを持っている人は採用したいと思ってしまいますね。そんな熱量が高い方が自社を志望してくれているとなると、「この人なら会社に貢献してくれそう」と思います。キーワードは「熱中」ですね。

まとめ

今回は、大手業界に勤める現役人事に学生の見ているポイントを聞きました。「コンピテンシー面接」「再現性」「ひとりよがりでない人柄」「熱中」など沢山キーワードが出てきたことが印象的でした。業界や企業によってそれぞれ求める人物像は異なりますが、今回の記事を人事が学生に求めるポイントの1つとしてぜひ、参考にしてみてください。

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この記事の著者:就活塾 キャリアアカデミー
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