大手病でも就活に失敗しない４つのコツ
- アドバイス
こんにちは！本日は、筆者が実際に就活生だったころ「大手病(大手企業への就職に執着しすぎてしまう状態)」だった体験談をもとに、大手病でも就活に失敗しないコツをお伝えいたします。ご自身が大手病と自覚されている方は参考になる部分があるかもしれませんので是非ご覧ください。
私がなぜ大手病に至ったかの経緯をまずはお伝えいたします。
働くということについて今まであまり考えたことがなく、社会人としてどうなっていきたいのかを考えてみると自分の中で以下の３点がはっきりとしていることに気づきました。
・やりたい仕事は特になし
・結婚や育児に備えて、ワークライフバランスを重視
・収入は安定していてどちらかというと年功序列がよい
これらの要素（特に2点目、3点目）を踏まえた時に大手で働くことが近道だなと漠然と考えるようになりました。
最終的に大手企業の内定をもらうことができた筆者がどのように、就活に取り組んだのかご紹介します。
目次
1.ESテンプレートの作成
ここからは実際の就職活動の戦略についてお伝えします。
特段目立った活動やスキルを持ち合わせていない自分が大手からの内定を得るためには、多くの企業を受けてできるだけ多くのチャンスを作る必要があると考えました。（いわゆる数撃ちゃ当たる作戦です。）
但し、数を撃つにも時間は有限なので、効率よくESを作成するために可能な限りテンプレ化をしました。ガクチカ（200字、400字、800字）と自己PR（200字、400字、800字）はテンプレ化が可能です。
ESの通過率を見ながら必要に応じてブラッシュアップをすることも忘れないようにしてください。
効率化のおかげもあり、私の場合は、最終的に65社にESを提出しています。
2.業界研究＆企業の選定方法
前述のとおり、当初はやりたい仕事のイメージを持てなかったためESテンプレ化と並行して業界研究を進めました。
業界研究の手順としては、業界地図を読み、興味を持てる業界をピックアップ、興味を持てた業界については、その業界にまつわる書籍を読み、より深い業界研究をしていきました。
現在であれば、1dayインターンシップやオンラインでの企業説明会等が充実しているのでより効率的に業界研究ができると思います。
私の場合は、具体的に鉄道業界、ディベロッパー、通信、メーカー（食品、化粧品、消費財）と幅広い業界にエントリーをしていました。
また、希望の業界の中から企業を選定する上でも業界地図をフル活用していました。
業界の勢力図や客観的な目線での同業他社比較がされています。また、併せて四季報を参考に平均年収や有給休暇取得率等、自身が重視している要素が叶えられる職場か判断をしていました。
3.志望動機の作成
前述のとおり幅広い業界にエントリーをしましたが、こちらも効率を重視しました。
志望動機を「就活の軸」、「その業界の志望理由」、「その会社の志望理由」に分解して考えます。
「就活の軸」は働くうえで自分が譲れないこと、成し遂げたいことにあたるので業界問わず共通の内容で記載することができます。
「その業界の志望理由」は、業界ごとに作成ができるので、個社ごとに作成が必要なのは「その会社の志望理由」のみの状態に仕上げていきました。
「その会社の志望理由」は会社説明会や採用HPを参考に作成していきます。
4.面接と企業研究
採用面接では、一次面接は学生の人柄・能力面を重視し、選考フェーズが進むにつれてその企業に対する熱意や思いを重視するケースが多くなっています。
したがって効率を重視するのであれば、ES提出作成時に最低限の企業研究を実施をしておけば、それ以上の企業研究は、二次面接以降に実施すればよいということになります。
但し、一次面接から熱意を重視する企業も少なくないので、掲示板での面接に関する情報収集や、志望度が高い企業は一次面接から企業研究を実施しておくことをお勧めします。
いかがでしたか？大手だけにエントリーをすることはリスクも伴いますが、事前の準備と戦略次第では、リスクを限りなく排除することが可能です。
但し、手当たり次第に有名な企業を受けるのは危険です。大手業界の中でも、自分の価値観や、働く上での軸に当てはまる企業を選び、企業の選考が突破できるよう、しっかりと準備をすることが内定に繋がります。
自己分析を進め、ご自身の中で価値観を明らかにし、それに沿った戦略で就活に臨むことが「納得の内定」に向けて大切なことだと思います。
また、大手企業の内定を手にしたいけれど、自分だけで進めていくのが不安という方はキャリアアカデミーがおすすめです。
人気業界で採用経験があり、現場の第一線で活躍している講師が多数揃っているので、業界ごとの選考ポイントを熟知しているのがキャリアアカデミーの大きな強み。
10年以上にわたり数千人の学生さんと接してきた経験・ノウハウをもとに、充実した面接対策を受けられるので、「難関企業の内定を手にしたい」「大手企業の選考を突破したい」と考えている就活生の方は、まずは一度説明会にお越しください。
