社会人歴、三十数年の筆者が思う、目立つ・期待できそうな新入社員の特徴4つ|就活塾「キャリアアカデミー」公式ホームページ

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社会人歴、三十数年の筆者が思う、目立つ・期待できそうな新入社員の特徴4つ

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社会人歴、三十数年の筆者が思う、目立つ・期待できそうな新入社員の特徴4つ

アドバイス

こんにちは。社会人を何十年もやっていると、人を見る目というものが自然と養われてくるようです。今日は、「新入社員」で目立つ人、将来楽しみだなと感じる人の特徴について、少しお話をしてみたいと思います。

目次

期待できそうだと思う新入社員の4つの特徴とは?

⑴仕事の目的を理解できる人、理解しようと行動できる人

⑵仕事で関わる人との関係性を上手く作れる人

⑶失敗したことをしっかり内省し、分析して、次の仕事に生かそうとする人

⑷これからの対応策や自分なりの考えを持って、上司に報告・連絡・相談ができる人

まとめ

 

期待できそうだと思う新入社員の4つの特徴とは?

⑴仕事の目的を理解できる人、理解しようと行動できる人

上司から指示を受ける場合、指示があいまいこともままあります。

その場合、指示された業務の目的や背景、アウトプットのための方法やそのイメージ、ゴールまでの進め方を相談、確認できる人は、新人としてとても頼もしい存在です。

仕事の指示があいまいな場合は、必ず、その仕事の真の目的や上司が抱いているアウトプットのイメージを確認しましょう。

例えば、「この数字からエクセルで〇〇に関する表をつくっておいて」と言われたら、あなたはどうしますか?

数値を表にするということは「データを見やすくする」ということが目的です。

しかし、その先の目的として、「クライアントの提案資料に使う」のか、それとも「単に上司が企画を考えるために使う材料」なのか、によって仕上がりのイメージや作業時間が違ってきます。

上司が何を最終目的として、どのようなアウトプットを期待しているのか、それを先読みできる、先読みしようとする新入社員は期待値が高い人材と言えるでしょう。

 

⑵仕事で関わる人との関係性を上手く作れる人

仕事で関わる人には様々な人がいます。お客様、仕事をお願いするお取引先、職場の上司、職場のチームに所属する同僚など。

仕事上の人間関係は友人関係とは違います。

そんな中でより良い関係性を作ることはビジネスをする上で大変重要な要素だと思います。

誰に対しても興味・関心を持てる人、自分から周りに話かけられる人、仕事以外のことで共通の話題を見つけられる人、先輩や同僚の仕事を手伝うことに労を惜しまない人、人を褒められる人、尊敬を言葉にして他人の悪口を絶対に言わない人は、職場でもよい人間関係を作っていけます。

同僚の悪口、上司の悪口は、ついつい飲んだ席やプライベートな席で愚痴ってしまいがちですが、仕事上での関係性をうまく作れる人は、そういう類の発言はしません。

なぜなら、そうした悪口はたいてい、仕事上で関係する人たちを巡り巡って、言われた本人の耳に入ってしまうことが多いからです。十分に気をつけましょう。

また、ご参考までに、仕事上での関係性をうまく作る上で、社会人がよく使う発言の際の言い回しの例を4つあげておきます。

①「本日のプレゼンテーション(あるいは会議)の目的とゴールは・・・」

②「結論から言うと・・・です。具体的には・・・」

③「理由は3つあります・・・第1に・・第2に・・第3に・・・」

④「ここまでは事実で、ここからは個人的な意見です・・・」

ちょっとした言い回しや一言を冒頭に言うだけで、驚くほどコミュニケーションがスムーズに運ぶことがあります。

是非覚えておいてください。そして、是非より良い、素敵な仕事上の人間関係を作ってください。

 

⑶失敗したことをしっかり内省し、分析して、次の仕事に生かそうとする人

「複数社での企画コンペ(競合案件)で、ライバル企業に負けた・・」なんてことは、ビジネスの世界では日常茶飯事です。

しかし、競合に負けてしまったからと言って、次回負けるわけにはいきませんよね。何しろ結果次第で、会社の業績やあなた自身に対する人事評価に関わってくるのですから。

新入社員がいきなり大きなプロジェクトを任されるようなことはあまりないかもしれませんが、職務上で失敗してしまうことは、ある意味当たり前です。

しかし、肝心なことは、「失敗した原因」をしっかりと分析して、次に生かすことです。

このことができる新入社員は、将来有望だと言えるでしょう。

自分で原因を分析するだけでなく、上司や一緒に仕事をしている他の部署のメンバー、あるいは事後にその原因を直接お客様にもヒアリングするなどして、失敗した要因を多方面から分析し、次に生かせる人は、未来も明るいです。

 

⑷これからの対応策や自分なりの考えを持って、上司に報告・連絡・相談ができる人

みなさんが社会人になると、仕事上でのクライアント(顧客企業)への営業の仕方や企画提案の方向性、あるいは、業務上の事務的な手続きなどでどうしたらいいのか、わからないことがたくさん出てくると思います。

最初はわからないことだらけでしょう。

あまり考えないですぐに先輩に聞いてしまいたくなるでしょう。

それはとてもよくわかります。なにせ、まだ入社して1年にも満たないわけですから。

わからないことは積極的にどんどん質問する姿勢は新人にはとても大切なことだと思います。

私も新入社員の時、「何でも聞けるのは、最初の1年だけだからね・・・」なんて先輩の言葉にビビリまくったこともあります・・・。

しかし・・・・わからないからと言って、すぐに答えを上司や先輩に求める前に、自分なりに調べる、その上で、自分なりの見解や意見、考え得る課題などについて、まず自分で考えてみましょう。

そして、自分なりに考えた上で、上司に報告・連絡・相談をするようにしましょう。

このように心がけて行動するだけで、その後の仕事の効率が向上するだけでなく、周囲があなたを見る目も変わってくるでしょう。

 

まとめ

就職先が決まって、いよいよ来春から社会人としてのスタート切る24卒のみなさん、そして再来年社会人になる25卒のみなさん!これからの社会人生活にワクワクしていることと思います。

入社1年目は、みなさんのこれからの仕事上での成否に大きく影響する1年だと考えてください。

この時期の職場での過ごし方をどうするか、あるいは、職場での自らの基本姿勢をどのように確立するかが、みなさんの将来の仕事の成果に大きな影響を与えることでしょう。

そのためには、わからないなりに、頭をフル回転して、自分なりの仕事のイメージを確立できるように充実した最初の1年を過ごしましょう。

みなさんの社会人としてのご活躍を楽しみしております。

 

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執筆:就活塾 キャリアアカデミー  講師 石崎

新卒で三菱銀行に入社。その後、大手印刷会社、飲料メーカー、出版社にて、

企画業務、新規事業推進業務等に携わる。修士号(カウンセリング)を取得し、

現在はキャリアコンサルタント、カウンセラーとして活動。

国家資格キャリアコンサルタント。国家資格公認心理師。

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