大学職員に内定した筆者が語る! 業界、大学研究の5つのポイント
- アドバイス
こんにちは!本日は、大学職員を第一志望として就職活動を行っていた筆者が実際に行っていた、業界、大学研究の方法やコツについてお話しします。
人気の職業である大学職員を目指す皆さんの参考になれば幸いです!
目次:
1.自分の大学の職員と関わる
「あなたが学生時代、大学職員の方と接して、一番印象に残っている出来事を教えてください。」
上記は、実際のESで聞かれた質問です。
このように、選考で大学職員と関わったエピソードを聞かれることがあります。
直接エピソードを聞かれなかった場合でも、志望動機を話す際に、職員の方と関わった経験を交えると、説得力が増すと思います。
キャリアセンターに行ったり、履修の相談をしてみたり、何でもよいので職員の方とお話ししましょう。
職員の方の生のお話を聞くことで、大学職員の業務内容の理解にもつながります。
仲良くなれば、その職員の方の志望動機を教えてもらえるかもしれません。
2.志望度の低い大学の説明会にも参加する
例えば関東の大学を志望している場合でも、地域にかかわらず説明会にはたくさん出ましょう。
筆者も、全国の大学の説明会に参加しました。合計で30校ほどの説明会に参加しました。
オンライン説明会などを活用してたくさん職員の方の話を聞くことが参考になります。
説明会に参加した際には積極的に質問しましょう。
私が実際に使っていた質問は例えば以下の通りです。
「職員の方々に共通する思いは何か」
「仕事でやりがいを感じるのはどんなときか」
「大変だった業務は何か、それをどうやって乗り越えたのか」
「学生と接するうえで気を付けていることは何か」
共通する思いを聞くことで、その大学ならではの雰囲気を知ることができたり、自分がなじめそうな職場であるかなどの判断ができたりします。
また、ESや面接で「なりたい職員像」を聞かれた場合、ほかの大学の説明会で聞いた職員の方の話を参考に答えていました。
ただし、説明会で聞いた話をそのまま引用するのではなく、自分の経験を絡めることがポイントです。
私の場合、ある職員の方のお話を参考に、「学生に他の道を提案できる職員になりたい」と答え、さらに自分の長所に結び付けて、自分なら実現できるといった流れで話していました。
「なりたい職員像」を語ることに加えて、自分が実現できる理由まで話すことができれば、周りに差をつけられます。
また、大学によっては、座談会の機会を設けてくれることもあります。さらに深い話を聞くことができるチャンスなのでぜひ有効活用しましょう。
3.インターンシップは絶対に参加する
インターンシップを行っている大学はまだそれほど多くはないので、オンライン・対面にかかわらずできる限り参加したほうが良いです。
インターンシップの経験があるというだけで、面接官の方からの反応がよかったので参加して損は全くないです。
さらに、大学によっては学生側からは想像しづらい部署の業務について教えてもらえたり、直接その部署の方から話を聞けたりします。
大学職員の選考全体を通じて、「業務内容をよく理解しているか」という点が重視されているので、実際の現場を見ることができるインターンシップには必ず参加しましょう。
4.志望先の大学のオープンキャンパスに行く
説明会や面接だけではなく、オープンキャンパスにも参加して大学に足を運んでみましょう。
説明会の時とはまた違った、普段の大学の雰囲気を感じることができます。
説明会や面接では、少しかしこまった雰囲気があり、自分自身も緊張していたりすると、あまり大学について知ることができません。
筆者はオープンキャンパスに参加したことで、「実はこんなに新しい校舎があったんだ」と新たな発見を得ることができました。
また、実際に通う学生の様子を知ることができます。
実際に面接で、大学に対するイメージを聞かれたこともあるため、そこで学生や先生の印象についても答えられるとかなり差がつくはずです。
「ホームページだけ見てきたわけではない」とアピールをしましょう。
5.学内のアルバイトに応募してみる
筆者はスチューデントアシスタントというアルバイトを経験し、その経験を面接で話していました。
スチューデントアシスタントとは、簡単に説明すると大学の授業のサポートをする学生のことです。
大学によって業務内容は異なると思いますが、大学内で働いたことがあるというのは面接官から必ず興味を持ってもらえる内容です。
また、そのアルバイトの内容や応募したきっかけ、そこから何を学んだのかといった質問はよく聞かれます。準備をしておくようにしましょう。
特に、部活動などをやっておらず、これまであまり職員の方と接点がなかった方におすすめです!
まとめ
いかがでしたか。
上記の5つの方法以外にも、大学のホームページをくまなく見るなど、地道な研究ももちろん行ってください。
大学にもよりますが、建学の精神や大学設立の経緯など基本知識を問われることもあります。
学生対応などのわかりやすい業務以外にも、大学にはたくさんの部署があります。例えば広報や大学運営のための資金調達などです。
大学職員の仕事をいかにイメージできているか、という解像度の高さを面接官にアピールできれば、内定に一歩近づけるでしょう。応援しています!
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