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まだ間に合う!就活を何もしていない23卒がやるべき3つのこと

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まだ間に合う!就活を何もしていない23卒がやるべき3つのこと

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周りの友人が就活を始める姿などを見て、「このままじゃヤバいかも……」と焦っていませんか?たしかに、スポーツや資格勉強などと同じく、就活も早くに始めるに越したことはありません。準備をしっかりと進められるぶん、着実に対策を進められるからですね。しかし、だからといって就活のスタートが遅れた人には全くチャンスがない、ということもありません。

この記事では、これから就活を始める23卒の就活生に向け、真っ先に手をつけるべきことをお伝えします。最後まで読めば、焦らず、今やるべきことが理解できますよ。

目次

■就活を何もしていない23卒がやるべき3つのこと
■【スタート時期別】就活対策として取り組んでおきたいこと
■【Q&A】就活を何もしていない就活生から寄せられる質問
■まとめ

■就活を何もしていない23卒がやるべき3つのこと

就活を何もしていない23卒が、まず取り組むべきことを3つお伝えします。

・就活の全体像を理解
・自己分析
・業界研究

では、それぞれについて解説します。

就活の全体像を理解ーー新卒採用の流れを押さえよう

まずは、就活の全体像を理解しましょう。地図を持たないまま山を登ると遭難してしまうリスクが高いように、「就活がどう進むか」ということを知らないまま闇雲に対策をしても、結局は進め方に迷ってしまう可能性があります。

そのため、まずは就活のスケジュールを理解することから始めてみてください。ここでは、年明け以降の一般的な流れを紹介します。

1月~2月:冬季インターン(後半)、早期選考本格化
3月:就活サイトでのエントリー開始、ES送付
4月:大手企業の選考開始(Webテスト、1次面接)
5月:2次面接、最終面接
6月:一部の大手企業の選考開始
7月~8月:夏採用開始
9月~10月:秋採用開始
11月~12月:冬採用開始

上記はあくまで一例ではありますが、こういった流れで進むことをイメージしておいて損はありません。このスケジュールに沿って考えてみると、たとえば大手企業は4~5月時点で内定を出すケースが一般的なため、そこから逆算して対策を打つ必要がある、といったことも見えてきます。

自己分析ーー自分の強みや志向性を確認しよう

スケジュールが理解できたら、次は「自己分析」に取り組みましょう。自己分析とは、主に次の2つを理解するために行う作業を指します。

① 自分の興味・特性
② 自分のアピールポイント

たとえば「今の自分の考え方を作った経験」や「過去の成功体験・挫折経験」などを思い出してみると、「自分」という存在を客観的に理解できるようになります。

そもそも就活では、「なぜウチの会社で働きたいのか(志望動機)」、そして「あなたがウチで活かせる強みは何か」の2つを中心に質問されることが一般的です。そのため何よりも先に、まずは「自分を知る」という作業が欠かせず、そのために自己分析を真っ先に行う必要があるのです。

自己分析の詳しいやり方について知りたい場合には、「自己分析をやる理由と就活を勝ち抜く自己分析の方法」も確認してみてください。

業界研究ーー興味のある領域を特定しよう

これから就活を始める場合には、業界研究も並行して行いましょう。業界研究とは「どのような業界があるか」「そこではどのような仕事をするのか」などについて理解する作業のことで、どこの企業を受けるか考える上で特に大切な意味を持ちます。

たとえば「ものづくりに携わりたい!」と考え、メーカー(製造業界)に興味があったとしても、企業向けに製品を作る「機械メーカー」、または消費者向けにおもちゃを作る「玩具メーカー」では、その仕事内容や求められる力などはガラッと変わります。同様に、金融業界と一口に言っても、銀行や証券、保険やカードなどがあり、どこを受けるかによって対策も異なってきます。

ちなみに業界研究を進めていくと、具体的にどこを受けていくかが絞られ、そこに向けた対策を重点的に打てる、といったメリットも手に入ります。こちらのページでは業界研究に役立つ知識もお伝えしていますので、あわせてチェックしてみてください。

■【スタート時期別】就活対策として取り組んでおきたいこと

ここからは、就活をスタートする時期ごとに分け、取り組んでおきたいことをお伝えします。なお、前述した「就活の全体像を理解」「自己分析」「業界研究」はどの時期においても欠かせません。それらを行った上で、プラスして取り組むべきことを紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

大学3年生の12月~2月の場合

大学3年生の12月~2月頃、つまり本選考が始まる「前」に就活を始める場合には、「Webテスト対策」と「OB・OG訪問」を行えると良いでしょう。

Webテストは多くの就活生が対策を後回しにしがちですが、実は選考通過を果たす上で大切な意味を持ちます。3月以降になると手が回らなくなるので、比較的余裕があるうちに対策を打っておくのがおすすめです。具体的な対策方法については「SPI&WEBテストを完全攻略!特徴と対策、受け方、合格ラインとは?」で詳しくお伝えしています。

OB・OG訪問も、12月~2月に行っておくと良いでしょう。こちらも就活が忙しくなると時間が取れないので、大学のOB・OGなどに早めにアポを取り、企業理解や、仕事の大変さなどを理解することを目的にぜひ取り組んでみてください。

大学3年生の3月~大学4年生の5月の場合

大学3年生の3月~大学4年生の5月頃、つまり本選考が始まった「後」に就活を始める場合には「ES対策」を先決して行いましょう。そもそも書類選考を通過しない限り、内定ゲットは夢のまた夢です。そのため、まずは面接まで漕ぎつけることを目標に、ESを書き上げることを第一に進めてみてください。

特に「学生時代に力を入れたこと」、通称「ガクチカ」は、あらゆる企業のESにおいて質問される鉄板の質問です。ES対策として何をやればいいか迷った場合には、「学生時代に力を入れたことのエピソード選びの3つの公式」も参考にしつつ、まずはガクチカを完成させることを意識してみましょう。

大学4年生の6月以降の場合

大学4年生の6月以降に就活を始めた場合には、まずは7月~8月の夏採用や、秋・冬での内定をゴールに就活スケジュールを組み立てましょう。

このとき、大手企業や有名企業は採用を終了している可能性もあるため、企業選びという点では「中小企業」に目を向けることも考えてみてください。ちなみに中小企業といえども、安定した売上をあげている会社は多く存在します。「中小企業=不安定」という認識があれば一度取り払い、就職先の選択肢を広げる意味でも、企業は幅広く見ていくことも意識しましょう。

■【Q&A】就活を何もしていない就活生から寄せられる質問

「就活を何もしていなくて不安……」という就活生から良く寄せられる2つの質問にお答えします。

・就活のスタートが遅れても大手企業には行けますか?
・インターンに参加していないと不利ですか?

Q. 就活のスタートが遅れても大手企業には行けますか?

時期にもよりますが、可能です。前述した通り、多くの大手企業は6月頃には採用を終了します。そのため6月以降に就活を始める場合にはチャンスは狭まってしまいますが、3月~4月頃に開始した場合に間に合った例はいくつも存在します。

ただし大手企業の内定に向け、たくさんの就活生が早くから対策をしていることは確かです。そのため、たとえば「有名な企業に行ければいいから」といった考えで、飲料メーカーや銀行、商社や出版社など、業界を絞らずに受けるのはあまりおすすめできません。なぜならそれぞれの業界の対策は異なり、すべてを対策しようとすると準備が浅くなってしまうからです。つまり、本気でそれらの業界に行こうとしている就活生に適わない可能性があるのですね。

そこで、まずは業界を絞ることを考えてみましょう。「誰よりもその業界に詳しくなる」といった意識のもと対策を進めていくことで、他の学生と戦っていけるほどの知識量が効率的に身につきますよ。

Q. インターンに参加していないと不利ですか?

企業にもよりますが、基本的には不利になりません。事実、インターンに参加していなくても大手企業から内定をもらった例は多数ありますし、インターンをあくまで「説明会」のような形として捉え、そこでは選考を行わない企業もたくさんあるからです。

一方でインターンに参加した就活生は、その企業の業務内容などについて他の就活生よりも深いところまで理解しているものです。そしてこの差が、面接などの場で合否に影響してしまう可能性は十分に考えられます。そのため受けたい企業について深く調べるなど、インターンに参加していないぶんの“ハンディキャップ”を埋める努力は欠かせないでしょう。

インターンについて詳しく知りたい場合には、「選考に有利になる?冬のインターンシップの目的と対策」もぜひ確認してみてください。

■まとめ

就活で何もしていない23卒に向け、真っ先に行うべきことをお伝えしてきました。スタート時期に関わらず、特に以下の3つはしっかりと行うようにしましょう。

・就活の全体像を理解
・自己分析
・業界研究

焦りもあるかと思いますが、手あたり次第に対策をすると混乱の原因になります。色々な情報に惑わされてしまうこともあるかもしれませんが、就活の対策は意外にシンプルです。まずはお伝えした上記3つを行いつつ、1歩ずつ対策を進めていきましょう。